✨とても興味深い本を発見しました📖ので皆さまにもご紹介

 

 

以下【スウェーデン流子育て紹介】《8月12日の、読売朝刊より》

 

スウェーデン在住の、翻訳者、久山葉子さんが、スウェーデンの子育て事情を、記したエッセー本『スウェーデンの、保育園に待機児童はいない―移住して分かった子育てに優しい社会暮らし』《東京創元社》を出版した。

 

自身の体験を、基にしており、『男女とも働いて、育児をする社会は、不便も受け入れている。こういう暮らし方もあることを提示したい』と話す。

 

久山葉子さんは、兵庫県出身で、高校時代にスウェーデンへ、留学をした経験がある。東京の、スウェーデン関連団体で、働いていたが、2010年IT企業に勤める夫と、当時1歳だった、娘を連れてスウェーデンに、移住した。日本人だがイタリア育ちの夫が、家族の時間が、少ない毎日に疑問を感じて、海外移住を、提案した。

 

著書では、地方都市・スンツヴァルに、移住した経緯や、娘を通わせた保育所や、地域での交流で、見えてきたスウェーデンの、子育てについて、軽快な筆致でつづる。

 

子供は申し込みから、4ヶ月以内に、保育園に入れることが、保証され、就職活動中も預けられる。

今では夫婦とも、職場で、『子育て中で申し訳ない』と、思わなくなったという。同僚の多くが男女問わず、子供の病気で休み、育休を取るからだ。

 

一方当初、店の営業は平日のみ午後6時迄、宅配便は何日も、遅れる不便さが、不満だったという。しかし『あらゆる業種の人が、適正な条件で働き、夜や週末を家族と、過ごせるように、するためには、消費者が不便さや物価の高さを、我慢する必要がある』と、指摘する。

 

久山葉子さんは、【家族の時間を、大切にする社会に、住んでみて分かったことを、書いた。参考になる考えがあれば、うれしい】と話している。

 

四六判,272ページ

税抜き1500円

 

 

 

 

芦屋議会議員 孝岡知子(たかおか ともこ)