社長の感創日記

社長の感創日記

日々想うことを綴るブログです(^^)


テーマ:

気がつけば3月も半ばを迎えますね。来月には着慣れないスーツ姿で街を歩く若者たちを多く目にする季節となりました。

 

今月は立て続けに講演の機会を頂きました。

共通するテーマは「働き方改革」

 

労働人口が毎年100万人単位で減り続ける社会構造を背景に、あらゆる業種が人材の確保に苦労しており、これによって慢性的な売り手優先と化したリクルート市場は人件費の上昇を招き、経営を圧迫しています。

 

これから更に激しくなるであろう人材争奪戦に備えて改革に取り組もうとする企業が少なからずいると思うのですが、その改革は何のために行なうのかについてしっかりとした考えを持たなければなりません。

 

そもそも国が推し進めようとする働き方改革の目的は、過酷な労働環境による悲劇から生まれた世論への対応といった色が強いように思います。

それを否定するつもりはありませんが、環境改善だけで根本解決にはならないのではないでしょうか。

 

かつて私たちが子供の頃には、学校のテストや運動会、遊びにおいても「制限時間内」の競走を教えられて育ちました。

それがいつしか大人になった途端に「時間無制限」の競争に引きずり込まれています。

 

戦後の日本が半世紀足らずで世界の経済大国へと成長した背景には、追いつけ追い越せを合言葉にして寝食惜しまず仕事に人生を捧げた先人の努力があってのものに他なりません。

 

しかしそれはグローバルな市場では通用しません。

他人より何倍も時間を費やして得た勝利を誰も認めないということです。

このことに賛否はあるでしょうが、それが世界のルールなのです。

 

勤勉と労働を美徳とする日本人の精神は素晴らしいと思いますが、これからは世界のルールに準拠した正しい競走で成長すべきだと私は思います。

 

今週月曜日から欧州を訪れていて、今はパリに滞在しています。

この国はフランス革命によって勝ち得た国民の権利が大切に守られ、夏のバカンスは有名ですが、他にも店舗の日曜営業を禁じたり、服飾店のセール期間を国が定めたり、国主導で過剰な競争を抑制しているのが分かります。

 

これが良いかどうかは別として、日本人と比べて明らかに「働かない」にも関わらず、フランス経済は成り立っているのです。(細々した問題はありますが)


私が考える働き方改革の目的とは、労働におけるパフォーマンスの最大化であります。

定められた時間内でベストを尽くして結果にコミットするといった風土を社内に創り上げ、【作業×時間=結果】から【仕事×工夫=結果の最大化】という方程式に変えることだと思っています。


ただし、改革を進めるには一時的に大きなエネルギーが必要で、いまの会社にその体力があるかどうか、無ければそれをどう生み出すかというところから始めなければなりません。


経験の無い人が富士山に登ろう!と決意したところで直ぐには実行出来るわけではなく、道具を揃えたり体を鍛えたりするのと一緒で準備が必要なのです。


そして、働き方改革を実現するには…











経営者の本気が絶対条件となります。








流行り言葉に流される程度の気持ちで取り込むのならやめた方が良いです。

お客様に不便を与え、取引先に迷惑をかけ、社員を不幸するだけです。


何のために、誰のために、をとことん考え議論して、それを見つけてから始めた方が成功の近道だと私は思います。


まだまだ当社も道半ば

足を止めることなく確実に歩を進めて参ります。



Ameba人気のブログ