静岡のお酒『忠正』ラーメン『とんとん』 | 沖縄旅行 その他旅行のブログ

沖縄旅行 その他旅行のブログ

2012(平成24年)からの沖縄、北海道、九州、本州の旅

 賤機山の話が続きますが、賤機山の浅間神社にほど近い材木町、ということは静岡の中心地に吉屋酒造という作り酒屋さんがありました。正確には2009年まではありました。創業宝暦元年と言いますから本当に歴史ある蔵でした。これが場所が先ほども書きましたが静岡の中心地、安倍街道に沿った車もじゃんじゃん通る、こんな繁華なところに酒蔵が?と思う場所でした。ただし正面から(安倍街道側から)見た場合、賤機山を背にした風景になるため、何だか山の中腹か何かにあるみたいな画になるのです。逆にもし賤機山から見た場合、すごく都会に酒蔵がある画になったと思います。その吉屋酒造さんの銘柄は『忠正』、チュウマサ、と読みます。タダマサじゃなく、重箱読みです。その忠正の特別本醸造が『安倍街道』だったそうです。なるほど確かに安倍街道沿いで造っていたのですものね。そして蔵は閉じてしまったのですが、忠正の安倍街道の銘柄は駿河酒造場という蔵元に引き継がれているそうです。

 

 話は変わりますが以前、静岡の呉服町辺に『とんとん』というラーメン屋さん、というかどちらかと言うと町中華に近いお店がありました。ラーメンも美味しかったけどチャーハンが美味で、チャーハンのトップに何故か梅干しが一個トッピングされていて、珍しいと思ったのを覚えています。その梅干しはなかなか高級な柔らか梅干しでした。

 最近、CSの町中華の番組で『とんとん』というお店を取り上げたのを見て、自分が訪れたことのあるお店かどうかはわからなかったのですが(ちょっと場所が違う気が)でも、かって『とんとん』は市内に支店が幾つかあったそうなので、支店の一つに行ったことがあったのだろうと思いました。現在の『とんとん』のチャーハンには梅干しのトッピングは見られませんでしたが、『とんとん』の名前が続いているのが懐かしいと思いました。今、チャーハンに梅干しをトッピングしたら逆に新しいかも。昨今は梅干しを知らないキッズもいるそうですし。