今日放送のテレビ東京『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ』で網干の山本家住宅が紹介されました。
紹介内容は『開かずの金庫開けろ 10億の豪邸＆２億の家具 西の豪商･･･衝撃のお宝に北大路欣也も感動！』
で、山本家の重厚な金庫にスポットを当てていました。もちろん、豪邸そのものや周囲の町並み、旧網干銀行本店も紹介されていました。
テレビであの山本家の開かずの金庫が開けられるシーンを見られるなんて、それもたまたま自分が見学させていただいた年の年末に！そう言えば、「山本家にはまだお宝が眠っているのかも知れない」と言う話を見学時に伺っていました。その開かずの金庫が流石に頑丈で、１６時間かけて鍵のプロの方が取り組んでも開かず、ついにダイヤル式の鍵に穴を開け、更に鍵を壊して開けることに。開いた！と思ったらもう一つ金庫の扉が視界を遮りました。２重になっていたのでした。更に開けると内側は更に桐の箪笥になっていて、引き出しの中に入っていたのは、流石旧網干銀行を興した銀行家らしい貴重な品々でした。立派な金庫は厚い防火扉も兼ねていて、この金庫だけでまるで一つの蔵のようでした。この重厚な山本家の金庫紹介の番組のゲストが北大路欣也氏で雰囲気がぴったりだなあ、と思いました。
この番組を見て、再発見したことは、今でも山本家住宅の望楼から姫路城が見える（ちょっとだけ）ということです。そう言えば、案内して下さった時に「よーく見て下さいよ。姫路城が見えるかも。」とおっしゃっていただいたのを思い出しました。それから、洗面所の壁に嵌め込まれた貝の蒔絵をもっと良く見ておけば良かったと後悔しました。見学なさる方は時間が許す限りじっくり見ることをお勧めします。