今日は小雨の中長女とデート。


建仁寺の中にある、通常非公開の禅寺・両足院に行ってきました。


ここでは様々なジャンルの5名のアーティストが素敵な作品を展示されています。


このグループ展のタイトルは、


【間を抜く、或いは】


以下公式サイトより引用  


禅と聞くと、「無になる」ということが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

実は、禅における「無」は「何も考えないこと」や「心を空っぽにすること」ではありません。

“内と外”や“自と他”の境界線を無くすという意味での「無」なのだそうです。

そこで本展では、境界線、つまり何かと何かの「間」に着目し、その間を抜くことで「無」に繋がることを目指しました。

隙間時間を「無駄な時間・非効率な時間」と捉え、一秒でも間を埋めることに追われている私達。

ZOOMやclubhouseなど、ツールが発達すればするほど、その流れは駆り立てられ、加速しているように感じます。

しかし、本来テクノロジーの発達や効率化は、「ゆとり」や「豊かさ」をもたらすためだったはず。

本展では「ただ只管に作品、禅寺と向き合う時間」を提案することで、

ご来場の皆様に、いつも埋めている「間」を抜く時間を過ごして頂ければと考えています。

ところで、この「作品・禅寺と只管に向き合う鑑賞体験」は本当に「間を抜いている」のでしょうか。

もしかしたら この鑑賞時間もやはり「間を埋めている」のかもしれません。

そこで、展覧会タイトルを「間をぬく、或いは」としました。

禅寺での「間を抜く」体験を、ご来場の皆様はどう感じ、どう消化されるでしょうか。






お寺という私にとっては非日常的な空間が、小雨と桜の絶妙なバランスによって、より特別な空間を演出してくれていました。


この展覧会は1コマ1時間の予約制。

ゆったりとしたプライベート空間で鑑賞させて頂きました。


実はアーティストのお一人が当院の患者さんなんです。

私達が行かせて頂いた時は患者さんを含め3人のアーティストの方がいらっしゃいました。


その方達に制作方法や作品に対する想いなど、いろんなお話をじっくり聞かせて頂きました。











1時間があっという間に過ぎ去ってしまいました。


5名のバラバラの作品が両足院というキャンパスの中で1つになり、とても見応えのある展覧会でした。


私達は朝の10時から行ったんですが、午後に行けばまた自然光の入り方も違うので、作品が別の表情を見せてくれることでしょう。


この展覧会のテーマでもある、いつも埋めている『間』を抜くことはできたのでしょうか。


言葉で表現するのが下手な私はなんと言っていいかわかりませんが…


とても刺激を受けましたし、とても贅沢で豊かな『間』を過ごさせて頂きました。


そして、私も5人のアーティストの方々のように、今以上に誰かの心を動かせる人間になりたいと思いました。


ありがとうございました。