すぽるとの特集が終わった。
ＳＰ変更について語る大輔氏の表情に自信が溢れていた、且つ変な気負いもなく西岡アナの言葉を借りるなら、そう「自然体」である。
そして全日本での結果、ＳＰに対する点数への違和感、大輔氏が点数について公に疑問を口にするのは本当に珍しい気がする。
それだけに「違和感」の重みを感じざるを得ない。
違和感を払拭し自分自身が納得するためにシーズン真っ只中でのプログラム変更という決断に繋がったのだろう。
この変更には勿論、モロゾフコーチの存在は大きかったのだろうと想像する。
たぶん、大輔氏より更に強い違和感を感じていた人物がモロゾフコーチだったのではなかろうか。
「ならば、もっと点数がついてくるプロを作ってやる！」
そんな事を言ったかどうかは知らないけれど、心のどこかにそういう感情が芽生えたのではないだろうか。
振付師ニコライ・モロゾフのお手並み拝見。
いや～～ 公式練習のカケラ映像を観ただけで二人の本気度が半端ない事が分かった。
お願い、全部見せて～～と叫びそうだった。
四大陸まで待ち切れないほどの期待感を持たせてくれるプロ、カケラなのに大輔氏の世界に惹き込まれていた。
今回の特集の極めつけは西岡アナの最後の言葉である。
「高橋選手が滑ると定番の曲がこうなるのか」
大輔氏のスケートの凄さは「彼にしかこの世界観は作れない」と思わせるところだと思っている。
西岡アナの言葉を聞く限り、新しいプログラム「月光」は大輔氏の凄さを存分に堪能出来るプロという事になるのではないだろうか。
これを楽しみと言わずして何が楽しみか。
大輔氏の新プロ初披露を現地で観られる幸せを感じながら、明日は仕事を頑張ろう！と殊勝な事も考えつつ、その時を待とうと思う。
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