スキーと登山 髙波太一ブログ

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山とスキーのいろいろ

240811

農鳥小屋〜間〜北〜広河原


5:03 ガスもやの中に朝を呼び込むご来光が

光輪を伴って顔を出しました10℃100%

眠いまま白湯を飲みテント撤収


6:00 発2800m

6:15 三国平分岐 仙塩尾根熊ノ平小屋に接続


どっかと聳える間ノ岳 登り400m


高山では気圧が低いので普段の呼吸だと必要な

酸素量が入ってきません

横隔膜を上下させるイメージの腹式呼吸を使い

下界より多くの量を肺に取り込むように

意識的に吸って吐くのがポイントです


7:00 太陽マーク☀️

7:15 ノウトリの黄色ペンキ字①


7:40 オヤジてぬぐいにもデザインされてる

ペンキ字② インパクトばつぐんですね

南東には青いグラデーションの富士山が


7:55 間ノ岳3190m 三等三角

奥穂と並んで国内第三位26℃23%

相ノ岳、中ノ岳とも

もとはこちらが農鳥とも呼ばれてたのは前述

小屋からt=01:55 標高差=390m


仙塩尾根に続く三峰みぶ岳分岐でもあります

南ア北部は「Hの字」になってるのですね

東面はカールになっててスキーも出来るそう

やけに広いのは二重山稜の影響も


南ア南部方面

農鳥、奥が広河内、西農

尾根を辿ってドーム状の塩見、悪沢、赤石


トランスジャパンアルプスレースTJAR

と言う大会があるのを最近知ったのですが

その選手達はあの遠く見える稜線を

駆けていくのですね

歩くだけで大変だろうにすごい話です


8:15 表紙にした北岳のビューポイント

バックには貴公子甲斐駒の白さ、

女王仙丈のカールが目を惹きます


8:25 茨城大山岳部青柳君遭難碑

S44.12.24 


こちらの鉄棒が数m置きにあり、

冬季登山の安全性を高めてくれています

もっと整備されて良い気がしますね


ホシガラス カケスに似たギャーギャー鳴き

ハイマツぼっくりを大きく咥えて

ダケガラスとも 干しじゃなくて星⭐︎


冬を乗り越える為、巣作りの為に身に付けた

貯食の知恵 それが新天地に森を作っていく

羽根の模様は岩肌ソックリ


タカネツメクサ 高嶺爪草

四葉のクローバーのは白詰め草


ミヤマシオガマとヒメコゴメグサ

タカネシオガマは塔が高く葉が輪生

ミヤマコゴメグサは黄色が丸

小さい体に見事な造形


9:05 中白峰3055m 26℃35%

北岳山荘の赤屋根


9:40 山梨県営北岳山荘 28℃42%

ユンボと投雪機移動しては?2900m


自販機でお茶、ミネラルウォーター、ビール

一律¥500〜¥600

水場往復90分は未確認

https://www.minamialps-yoyaku.jp/Terms/AdvanceNoticeMountainHut.pdf


昭和大の夏期診療所が併設

テンバ80貼


1基1000万円のステンに輝くバイオトイレ15基

使用人数カウンター搭載

小だけの方は外の仮設トイレを


微生物活性を図るヒーターが維持費がかかる

水分が多過ぎても良くない

1人1回の処理に¥500かかる計算だとか

国立公園は入山料取って環境整備費に

充ててよいと私は思います


10:15 発

10:40 遭難碑

10:45 鉄の列柱 八本歯分岐


ミヤマムラサキ 勿忘草の仲間

憂いを帯びた他に無いこの花だけの色


11:00 木製ハシゴ

近くの岩がスズメか可了貂に似てました


ミヤママンネングサ

良くこんな所に生えてますね


11:15 吊尾根分岐


11:45 北岳3193m さあいくさ〜

言ってみたかった北岳に来ただけ(=´∀`)

白根岳 白峰とも 甲斐ヶ根神社


三等三角 20℃73% 日本第二位 百名山

農鳥小屋からt=05:45 標高差=393m

奈良田から延べt=17:05 標高差=2373m


有名なバットレスと大樺沢を覗きます

やっぱり谷川岳と一ノ倉を思い出しますね

残雪が涼しげで滑りたくなります


11:50 下山 急に人が増えてすれ違いが大変

12:15 両俣分岐

12:30 肩の小屋3000m 売店食堂有

水1ℓ¥200 飲み物、グッズ何でもありますね

鍋焼きうどん、おしるこ、レモンサワー

テンバ50貼


13:10 小太郎分岐 右へ 草スベリ

次の広場でも右 ちょっと分かりづらい

アサヨ峰の花崗岩は雪と見間違います


13:20 シカ柵 二俣分岐①

行っても通行止めなので御池ルートへ

特に看板等が無いですが必要では?


13:30 わずかにバットレスの岩壁と雪渓を遠望

ジグザグとザレて歩き辛い下りが落差500m

あちこちで転倒の悲鳴


落石は危ない 落としたら本人や

居合わせた者は大声で

「ラーック!!」「落石避けろー!!」

「危なーい!!」などと叫びましょう


14:20 白根御池2230m 二俣分岐②

龍神が棲む雨乞い伝説

わざと馬や牛の骨を投げ入れて怒らせたそうな


すぐ隣に南アルプス市営御池小屋

仮設トイレ4基 なんと水が無料

しかも鉄骨造 これは頑丈そう

樹林帯のゆるいアップダウントラバース
14:35 沢 単管橋 木階段
14:40 崩落地 落石危険速やかに
14:50 広河原の標

15:00 第二ベンチ2160m22℃67%
15:20 第一ベンチ1880m
15:45 二俣分岐③この先通行止めの標
15:50 角材橋

16:05 岳見橋分岐 左へ
広河原山荘 広河原大橋・野呂川渡って
16:10 バス停インフォメーションセンター着
終バスに間に合いました1529m
ウエストン、名取運一、天野久レリーフ

北岳からt=04:20 標高差=1664m
農鳥小屋からt=10:10 標高差=1271m
奈良田から延べt=21:30 標高差=709m

とりあえずチケットを買いましょう
バス代¥1300+協力費¥300=¥1600現金で
持ち物代は徴収されませんでした
16:40 発
17:23 第一発電所 ここで降りれたのですね
17:30 奈良田第一駐車場着
t=0:50 結構長い

しもべの湯 が¥1080でかなり割高ですが
9:00-21:00 無休
なので遅い時間でも入れる点があります
あつ湯とぬる湯の2種類

樹林帯が長かったですが
稜線に出てからはまさにアルプス
行程が長く歯応えがあります
3000mハンターは纏めてピークを踏めて
嬉しいルートですね(´∀`)

南アのいろいろについてこんな資料が
長いですがP74から始まる日本山岳会深沢氏の
所が面白かったです

☆花情報☆上記・昨日に加え
ウスユキソウ
ウメバチソウ
キンロバイ
イワベンケイ
ムカゴトラノオ
チシマギキョウ がくがつるつる
ミヤマオダマキ
イタドリ

山岳指導員 高波太一