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8時頃から大風が出るのでこの日は早朝に籠回収

 

 

籠を回収しているとタコが2匹!

 

そして大量のヌタウナギが…。

 

 

うーん…

 

 

こいつも売れたらいいんだけどなー。

 

 

帰宅してチェックしていると籠もボロボロになってきた

 

 

破れた箇所を修繕

 

道具の手入れがすこぶる嫌いな自分なので、籠も3年目にして初めての修理

 

苦手分野も克服しないとね

 

youtubeで網の直し方を参考にしてコツコツ

 

 

おっ

 

案外簡単で楽しいぞ

 

すげー小さい目なので、ピンセットを使って修理

 

気が付いたら6時間位集中してやってた

 

どんどん上達して早く綺麗に直せる様になるのは楽しいもんですね!

 

 

前日ウニを獲った場所は、物凄い繁殖していて磯焼けしていても不思議じゃない程にウニが密集している場所です。

 

それでもなかなか磯焼けもしていなくて身の入りもいい。

 

なんでだろう

 

 

海の中って結構不思議な事が多々あります。

 

 

全く同じような場所なのに、

なぜかここだけアワビが多い。

サザエが多い。

 

ワカメが多くて、ここだけしか海ソウメンが生えない。

 

この磯にはタコがいっぱいいるけど、ちょっと隣の磯には全く居ない

 

潮の当たり方とか、日の光とか。

地形による海流とか色々あるんだと思います。

 

 

ウニに関しては基本的にどこにでも居るのですが、特に多くて身が入っている場所の共通点

 

藻が立っている場所は基本ですが、ゴミがよく打ちあがっている場所でした。

 

 

流れ藻とか卵等が最終的にたどり着きやすい場所

 

そういった場所がムラサキウニの食い物も豊富で居心地がいいのかもしれないですね。

 

 

前日そんな磯で獲ったウニは、枯れてちぎれた海草が海底に山ほど溜まっている場所にいました。

 

多分それを腹いっぱい食えているから磯焼けの進行も遅れて、あの驚異的なウニ密度でも身が入っていたのかと思います。

 

赤ウニやバフンウニになると、これまた良い場所が変わってくるので面白いもんです。

 

 

アカモク、ワカメ、フノリにヒジキ

 

海草の仕事に着目して始めようと思っていましたが、本腰を入れて始めるのはムラサキウニの駆除が終わってから。

と決めていましたが、これを見ると間違いではないと思いました。

 

 

もしこの大量のムラサキウニの駆除も行わずに海草だけを減らしていたら、きっと食い物が無くなったウニの軍勢で海の砂漠化は一気に進行していたかもしれません。

 

 

豊富な海草は豊かな磯の基本的条件

 

 

5年か、10年かかるかわからないけど今激減した藻場の復活を目標に毎年この時期はウニ漁を頑張っていこう