魚釣りやイカ釣りをしていると、出荷しない半端なものや

出荷前に見たら死んだり弱ったり

 

でも鮮度はまだ食べれる程度なので食べたり

 

 

そういった物がたくさんでてきます。

 

 

世の中で釣りの魚を売りにしているお店というのもありますね。

 

確かに釣りの魚にはアミノ酸が多く味も臭みも格段に上

 

と言われていますが、長い間食べていないとそこまでの違いってわからないものです。

 

 

 

釣りの魚は臭みが非常に少なく、うまみが強い

 

というのが特徴ですが、実際アジならアジフライにしちゃえばわからんです。

 

ちょっとこの前血抜きしないで置いた魚と、血抜きしておいた魚を比較した画像があります

 

 

 

同じ日にさばいた魚です。

血抜きをしないで放置するとこうなってしまいます。

 

同じアジでもかなりの違いがありますね。

 

魚の中で一番先に劣化して臭みが出るのは血液です。

 

血液、内臓、そして身

 

こう赤くなってしまった魚は即座に調理して食べないと一気に臭みがでて不味くなります。

 

 

お魚は生臭くて火を通しても嫌い。

 

 

という思いをした方は、こうした劣悪な物を口にしてしまった可能性があります。

 

本当に美味しい魚を食べてもらえたらなとも思いますが。

 

塩を振って干して食べる保存食にします。

血がまわってしまったからといって、ゴミになる訳じゃないです。

ただ、生で食べるのは控えたほうがいいという程度

 

アジの南蛮漬けなんかに身を使えばもうわからんですね。

 

自分は北海道出身で塩っ辛い魚

新巻鮭がめちゃくちゃ大好きなので、こちらで取れるアジを塩っ辛くして食べるのが大好きです

バットに並べて塩を振って

 

天日で6時間位

 

2Fから角島大橋とアマガセが見える

 

アジは天日で干す事によって、とても旨みが増し魚の味が出ます。

イサキじゃこうはいかないですね。

 

それに天日じゃなく冷蔵庫ラップをかけずに乾燥して作る方法もありますが、これだとどうしてもアジ独特の干した匂いが出ないので自分は好きじゃないです。

無味乾燥な感じ。

 

塩っ辛くして、ご飯にちょこっとのせてご飯をかっこむのが最高です。

 

お昼は妻から要望があった

 

タコとサザエのアヒージョ

 

その辺で拾ったサザエと、船の下にしかけておいた籠に入った真タコで作った料理

ちょっと豪華に見えますが、節約料理

 

オリーブオイルと塩コショウ以外はタダです。

 

ニンニクは毎年生ったニンニクをまた撒いたら翌年にようけ生ってくれる

 

籠のエサは、釣ったアジが死んで腐ってしまった物を入れておくだけ。

 

 

こんな事をこまめにする漁師は聞く話と見る話じゃ自分位なものですが、身の回りにこんな最高の食材の宝庫がある田舎なのにスーパーの半額お惣菜の方が大人気です。

 

 

 

周りに最高の物がそろっていても、自分の楽をしたい。手を抜きたいという感情が、もしかしたらその最高の宝庫を見えなくしているのかもしれんですね。

 

 

とても便利でなんでもお金を出したらそろっちゃう世の中ですが、ちょっとした不便、面倒な事をあえてやってみる事も案外面白い結果に繋がるのかもしれません。

 

 

自分もまだまだ見えていない事が山ほどあると思うと、ダラダラしている時間がもったいなく思う

 

 

もっと新しい食材に出会ってみたいもんだ

 

 

海は広いしもっともっとあるんだろうなー。