本日の動画。MOZ6HM JIG1400g | Takamitechnos Blog

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タカミテクノス代表タカミと申します。
企画開発テスト釣行、製作日誌。

こんばんは、
本日はMOZの製作準備と、
昼からユーザーメンバー2名、
工場へMOZのサンプルロッドを見にお越しいただけました。


MOZ6HMに700gのジグをぶら下げてみました。



MOZ6HMに1400gのジグをぶら下げてみました。


1400gが軽く見えるほどロッドが動いてますが、
1.5ℓのペットボトルをイメージしますと、
かなり負荷が掛かっていると想像していただけると思います。

共に、条件は陸上で、
ロッドは立ててベリー部のトルクを確認して頂きました。

ロッドのパワーだけで重いジグも上下に動かせます。

現場での水中だと、もっと軽く動きます。
動画ではベリー部分に負荷を掛けてますが、
バットを機能させるとより強いパワーを出せます。

パワーの有るロッドは棒になりがちですが、
MOZのブランクマテリアルは、
素直に曲がりこみ強力な復元力を生みます。



チューブラーだと、
このブランク径で同等のパワーを持たせると、
棒に近くなり曲がりこみ難い調子で、
ロッド重量も破断耐性をMOZ同等に引き上げると、
2~3倍程度のロッド重量になるかと思います。
(MOZ6番 ロッド重量175g  バランサー30g前後含む)
(MOZ1番 ロッド重量125g バランサー15g前後含む)



MOZシリーズの特徴である、
ベンドカーブが共通というのが分かる画像を撮ってみました。


DSC_1167.JPG


バラバラに並べて、
LM6モデル
HM6モデルの計12本です。


綺麗にカーブが揃っています。


同じテーパー設計ではカーブが揃いません。
各クラス毎にテーパーが違います。
工場、素材共に純国産の
可変テーパーフルソリッドブランクです。


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LMとHMでも同じカーブでは同じ使用感かと思われますが、
明確に異なる調子になります。

パワーの出方に違いがあり、
LMはレギュラーの調子で、ティップがスッっと入り込み、
HMがややレギュラーファーストよりで、ティップのテンションが強いです。

しかし同じベンドカーブという不思議に思えますが、
実際は同じベンドカーブに感じないようにしてます。

マジックの種のようなものです。



今回は最もパワーの有るHM6番の動画でしたが、
LM1番でもジグウエイトは異なりますが、
ロッドの挙動は同じです。
さすがに1番で1400gをグイグイ動かすパワーは無いですが、
LMの1番に2キロをぶら下げた画像があります。



DSC_1009.JPG

グイグイ動かす力はなくても折れはしません。


かといって、フルソリッド=ダルくてボヨンボヨンしている
ではなく、
このブランクマテリアルは、
高弾性コンポジットスローテーパーのチューブラーブランクより
シャキッとしていて感度も良いです。

フルカーボンソリッドブランクのイメージが悪いのを、
MOZで最新フルソリッドブランクを体感して頂きたく思います。

フルソリッドカーボンもチューブラーブランク同様、
進化してます。



現在オーダー頂きますと、
6月半ば~末仕上がりの
6月製作分です。

宜しくお願いいたします。



ではまたべーっだ!