久しぶりに更新です。
2ヶ月以上ブログの更新をサボりましたそれなりに忙しかったからという事にしときます。話は変わって、多少長くなりますが久しぶりの更新ついでに最近までの我々の業界について振り返ってみようと思います。我々の業界、現金での売買が多く不景気に強いと言われてきまして実際、そうでしたし、金属バブルと呼ばれた8~4年前には金属スクラップを扱う業者がかなり増え、金属価格も今までに経験したことが無いような単価になりました。取り扱っている我々もいつ下がるかと恐々としてた矢先に、4年前のリーマンショックです。(私、5年前から代表をさせて貰ってるのですが就任した途端にこんなことになり白髪が(なぜか体重も)増えたことを覚えてます。)まず、これでガタついた会社も多かったのですが国からの金融緩和政策などと緩やかな金属価格の回復に助けられぎりぎりのところで首がつながった会社も多くあり、潰れる会社も多くは出ませんでした。しかし、今年は前半からの慢性的な品物不足と価格の低下を受け、今までなんとかつながっていた首が切れてしまう会社が多数出てきました。潰れるもしくは民事再生法適用待ちの会社の多くは金属バブルの頃の多大な設備投資の返済など拡大路線の後始末が出来ずにアウトになるケースで一旦、大きくなったものを縮小することの難しさを改めて認識させられました。これから先、しばらく良い兆しが無いなか年末、年度末と更に多くの会社が倒産していくでしょう。というか、我々の業界でこんなに大変なのに生産業はもっと大変なはずです。3ヶ月前くらいに景気は緩やかに回復傾向と発表した日銀や自分達の給料は下げさせない役人や利益の半分近くを取られる法人税の改正もしないで消費税だけ上げようとしてる政府、世界的に見てもダントツの借金大国日本、まあ、大丈夫なはずはないでしょう。かと言ってどうすることも出来ないんですがね。知り合いの会社も何件か無くなりこれから、更に気を引き締める為に書いてみました。長文になりましたがお付き合いありがとうございました。