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ロシア鉄道研究所の推定によると、ロシアと日本を結ぶ鉄道あるいは自動車用の橋の建設費用はおよそ1兆ルーブル。同プロジェクトを実現するための強力なバックグラウンドもある。それは、鉄道輸送は海上輸送よりも安全で実用的だということだ。日本製品を欧州までシベリア鉄道で輸送する場合、その時間は船舶を利用するよりも短くてすむ。日本から中国北部への商品輸送は、ロシアを経由したほうが便利かつ安価だ。日本とロシアを結ぶのは技術的に可能だ。「ロシア鉄道」のオレグ・ベロゼロフ社長は、日本とロシアを結ぶ直通の鉄道あるいは自動車用の橋の建設は、可能性というよりも時間の問題だとの確信を示しており、「英国と大陸を結んだ英仏海峡トンネルの時のように、遅かれ早かれ日本はユーラシアと結ばれるだろう」と述べた。
「バイカル・シャトル」というサービスが特別に開発された。ロシア鉄道広報部によると、これは「ドアからドアまで」の仕組みで「周期を確実に守った定期的な貨物輸送」を提供し、横浜港からモスクワまでのコンテナ輸送のコストをバルト海の港を経由した海上輸送コストよりも低くするほか、輸送日数も42日から25日に短縮するというものだ。
スプートニク日本
新幹線によるコンテナ輸送が導入されるともっと速くなりますね。