ロシア・モスクワから帰ってきて翌日から地元に戻っていたりバタバタしており報告が遅くなってしまいました。

4,5日にわたりロシア国家院主催の「議会主義の発展」という国際会議が開かれました。

有難いことに日本の現職国会議員では私が、唯一ご招待をいただき、出席が叶いました。

実はこれまでも、海外渡航のチャンスや声かけを頂いていたのですが当選三回までは地元に徹するという誓いを立てていたので実現ならず。

3期目を迎えたタイミングで、こうして記念すべき第一回目の会議に呼んでいただけ光栄です。

また、会期中ということ、外務委員会与党理事の一席を預かっていることから、難しいかと思われましたが自民党内においても関係各位のご高配とご配慮で、渡航を認めて頂けました。

 

実際に訪れて感じたのは、やはり外交は人間関係の積み重ねが重要だということです。

外交、もしくは交渉は、国と国の話ですが、動かすのは人間です。

また、同じく招待により参加をしていた鈴木宗男・新党大地代表のロシアにおける確固たる人間関係や人脈の広さ、膨大な歴史や人間相関図には驚かされるばかりでした。

現地の専門家の皆さんも、圧倒される情報量でした。

(ロシア語を話せるわけでもないのに、よく難しい名前を憶えていられるものだな、、、と。誰の息子がどこどこで働いていて、娘が~~~で・・・等、あっぱれです。)

 

国際会議では、

参加国の議長らによるスピーチのあと、

それぞれの分科会にわかれてのセッションとなりました。

安全保障に関するセッションに参加したのですが、やはりテロとの戦い、そして見えざる者との闘いと共生。つまりは情報、インターネットです。

そして実現のためにも、グローバルかつボーダレスな議会間の協力が重要であることが確認されました。

 

また、経済においても新たなテクノロジーやイノベーションの波があり、その管理を法的に保障するためにも議会活動の調整や情報交換もしくはその保護、生活の質の向上のための社会分野へのデジタル技術の適用などについても、一致しました。

 

また、モスクワ滞在中には地元メディアからの取材も多数受けました。

100%の確率で、日露友好医療センタープロジェクトについて質問や意見、感謝が示されたことは大変意義深いと思います。

8つのアプローチの協力プランには「医療健康寿命の伸長:医療水準を高め、ロシア国民の健康寿命の伸長に役立つ強力」と示されています。また、2018年5月のプーチン大統領による大統領令でも「人口増加」「寿命伸長」「年金保障」が冒頭挙げられていました。

この日露友好医療センターへの期待は高く、その理由に医療サービスというのは一部の政治家や富裕層が享受するのではなく、広くあまねロシア国民が享受できる、またそのサービスは目にできる、肌で感じることができる、ということがポイントだと思います。

 

一方、共同経済活動についても多数の質問がありました。

今必要なことは何だと思うかという質問も多く、「重要なのは日露首脳間で合意がなされているという事実を踏まえること。調査団も派遣が決定され、具体的な選定にもはいることが発表されている。特別な制度に関しても、何ができない、何が無い、何がダメということではなく何が必要かを話し合うのが基本スタンスだ。」という私の発言に対しても、理解と共感を示して頂きました。

 

また元島民の皆さんの平均年齢が83歳を超えたいま、「自由にお墓参りがしたい」「好きなときに訪れられるようにしてほしい」という切なる声に応えていくことが、今を生きる私たち現役世代の役割であると再認識しました。

 

ロシアを訪問して、改めて人間関係の重要さ、歴史の積み重ねが重要であることを認識しました。また定期的に交流を重ねることが信頼関係を厚くすると痛感。年に一度はロシアを訪問し自らの五感を生かした外交努力を積んでいきたいと思います。