戯言
もうなにもできない。
それは既に決まっていたこと?
それとも後悔するべきことなのか。
言葉ひとつに迷う。それが当たり前だと思っていた。
喋ろうとして、
何もできずに立ち尽くして。
聞こえてくる声。うるさい声。視野のせまい戯言。
もう耳元手がなるのはやめてくれないかな。
仕掛けはもう知れてる。吐き気がするからやめて欲しい。
そう呟きつつ、無反省に受け入れてしまう自分がいるけれど。
あなたがいなければ、楽しみは全て幻想?
それとも、何も見せたくないから、意地悪していただけ?
踏み出す一歩は未来へ繋がるのか?
それとも、それこそが究極の罠なのか。
何か感じ取れるだろうか?違和感はないだろうか?
受け入れてもらえるだろうか?
明日に繋がるだろうか?
メモ
自分にとって、都合の良い一面しか見ていなかった。
子供の頃から、ずっと嘘をつき通してきた。
それが嘘だと、気付きもしなかった。
断言することは、今も怖いけれど、どうやら自分はずっと長い間、狂っていたらしい。
笑い飛ばしてきた誰かが、実は自分と瓜二つだなんて思いもしなかった。
自分は特別な存在なんだと、信じて疑わなかった。
どこかに根拠のない自身を抱えていた。
それはたぶん、何かを判断するときに、自分にとって都合の良い意見にしか耳を傾けなかったせいだろう。
何が原因でそうなってしまったのか、今も良く分からない。
ただとにかくできることは、しなくてはいけないことは、
今の自分にできることを、逃げださずにちゃんとやりとおすことだ。
自分をしっかりと打ち立てることができれば、
つい想像してしまう悪い意見や、くだらない妄想に、惑わされないで済むようになるかもしれない。