野球肩と野球肘(ブログ)〜親と監督と病院が大事〜

 子どもの野球肩と野球肘は、親・監督・病院の3つがそろってないと治すことがで
きません。ここでは暗に監督批判と病院批判を交え、野球少年のために書いてみます。
野球医学の専門家であり野球の指導者であり、野球選手である人物の話です。


テーマ:
野球肘について書いてみます。

野球肘は大人と子どもでは症状が大きく異なります。今回は大人の野球肘について書いてみたいと思います。

大人の野球肘は内側と後側に多いです。内側は主に内側側副靭帯損傷 ナイソクソクフクジンタイ ソンショウ。後側は変形性肘関節症 ヘンケイセイ ヒジカンセツショウ。もちろんこれら以外の野球肘もたくさんあるのですが、分かりやすくするためにこの二つについて進めていきます。

まずプロ野球選手のピッチャーによくみられる内側側副靭帯損傷。最近では松坂投手、和田投手。少し前は桑田投手、村田兆治投手が再建手術をしています。中日から巨人へ移籍した野口投手、大リーグでも活躍した小宮山投手は靭帯損傷を手術をせずにだましだまし投げていたような感じがしました。

内側側副靭帯損傷の原因は、内側靭帯への過負荷の蓄積。投球時、リリースのちょっと手前あたりで内側靭帯への負荷が最大になります。私の個人的な意見ですが、スライダーを投げる時に一番負担がかかります。ですから切れのいいスライダーを投げる投手は、内側靭帯を痛める可能性が高いかも知れません。

巨人の辻内投手と大リーグのストラスバーグ投手はプロに入ってすぐぐらいに内側靭帯を痛め手術をしています。ですから20歳のときに悪くなる選手もいれば30歳、40歳で悪くなる選手もいるということになります。

症状は意外かも知れませんが、わりと痛みはありません。靭帯って完全に切れると痛みがないことがままあります。日常生活も普通にできます。ただボールを投げる時に思うようなボールが投げれないとか、抜ける感じがするという症状があり、精密検査をするとこの靭帯損傷が見つかって手術をしたり、しなかったりといった具合になります。

手術方法ですが、手首よりちょっと肘に近いところから自分の腱をとって、その腱を肘に移植します。骨に穴を開けて腱を靭帯の代わりにしてしまいます。えっ、腱をとっても大丈夫なの?と思う方もいるかも知れませんが、あまり大事ではない腱を取るのでまったく問題はありません。

上腕骨ジョウワンコツと尺骨シャッコツ両方に穴を開け、腱を通してという感じになります。この腱が内側側副靭帯の代わりとして機能することによってまた以前のようなボールが投げられるようになります。

日本とアメリカではこの移植した腱をおさえる方法が少し違っていると思います。難しくなりそうなので割愛しますが、この方法の違いからだと思うのですが治るまでの期間が日本のやり方の方が数ヶ月早い印象です。リハビリも、20年前までは日本よりもアメリカの方が進歩していたような感じがしますが、今では同等になっていると思います。

日本で野球をする選手は日本で手術。アメリカで野球をする選手はアメリカで手術がいいのかな、なんて思っているところです。シンプルに復帰まで1年。2年経過すると良い投球ができるようになるなんて言う人もいるみたいです。

内側の話がだいぶ長くなってしまいました。もっと書きたいのですが、今日はこの辺でおしまいにさせてください。後側の野球肘については、また次回ということで。。

せまってきたプロ野球の開幕ですが、あるチームの開幕投手に、以前この内側側副靭帯損傷を手術した選手が抜擢されそうです。ぜひ良い投球をして手術をしても活躍できるということを、あらためて証明してほしいと思います。

ひで


野球肘 高井戸整骨院ホームページ

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