北九州でのVリーグ中継初日。

 

北九州は堺ブレイザーズのふるさとともいえる場所。

日本製鉄八幡製鉄所が拠点となって結成されたバレーボールチームが今の堺ブレイザーズのルーツ。

 

ということで、多くの堺ブレイザーズファンが見守る試合でした。

 

相手は現在Vプレミア首位のパナソニック。

 

パナソニックには控えのセッターで合田心平選手がいます。

 

合田選手は広島の出身で、小学生時代の彼を実況しているので、思い入れが深い選手です。

 

試合はファイナルセットにもつれる好ゲームになりました。

 

上位6チームで行われるファイナルステージ進出に向けて懸命の堺。

もうすでにファイナル6進出が決まっているパナソニック。

 

実況していても熱が入りました。

 

最後は、堺のエース、ウォレスをレシーブに引っ張り出して攻撃参加をさせなかったプレーでパナソニックが振り切りました。

負けはしましたが、堺は2セット目から、サーブオーダーを相手のローテーションとのマッチアップを考慮して代えてきたことが功を奏した部分がありました。

 

2試合目はジェイテクトとJTの試合でした。

ジェイテクトのレシーブがきっちり上がるのでセッターの久保山選手は自在のトス回し。

アタッカー陣も気持ちよく打っていました。

カジースキ選手は勿論なんですが、個人的には古田史郎選手に目を奪われました。

 

ここぞというときにライトからの強烈なスパイクが決まって、存在感たっぷり。

法政大出身の古田選手。

 

ここ数年の母校のバレー部がなかなか勝てないことを嘆いている私としては、嬉しい法政出身の選手だったりします。

 

JTは・・・。

 

ファイナル6に向けて負けられない試合だったんですが、良いとこ無し。

それでも3セット目に途中出場した塚崎選手が思い切ってスパイクを打ち込む姿が心に残っています。

 

そして、今日の解説は元JTサンダーズで、元全日本の原秀治さん。

15年ぶりくらいにお会いしましたが、柔らかな物腰は全く変わりなし。

 

広島の局アナウンサー時代に放送で組んだこともないのですが、あっという間に呼吸が合っていたと思います。

 

明日は第一試合が堺対ジェイテクト、第二試合がパナソニック対JT

 

12:55分からDAZNで配信です。

明日はどんな試合に出会えるのか楽しみです。