舞台「No.9 ー不滅の旋律ー」
無事に千秋楽を迎えることが出来ました!
この不安な社会情勢の中。
果たして最後までいけるのか。。
僕たちキャスト・スタッフはもちろん、応援してくださる皆様も常に安心できない状況だったと思います。
しかし、感染症対策の徹底を心がけたおかげで。遂にこの日まで辿り着けました。
ニコラウスとして、ルートヴィヒ兄さんの活躍を見守る日々。
その中で。音楽の本質に、芸術の本質に気付けた気がします!
昨今のコロナウイルスの状況下でも、芸術は生きるために必要な物では無いという意見をちらほら耳にします。
確かに食事や睡眠の様に必ず身体に必要な物では無い。
でも、音楽を聴けば。心が安らいだり、元気をもらえたり。
芝居を観れば。心が熱くなったり、涙が出たり。
身体だけではなく、心体が生きるためには芸術は必要な物なのではないかと気付くことが出来ました!
新キャストとして、参加した本作。
始まる前の緊張。稽古での苦労。
語り尽くせば、大変な事も多かったですが。
それ以上にキャスト・スタッフの方たちと過ごした楽しい時間、本番中舞台上から見える皆さんのマスク越しの笑顔。
全てがそれまでの悩みを吹き飛ばす程に素敵で。
この作品に携われて、本当に幸せだと感じました。
まだまだ大変な世の中ですが。
希望を持って、生きれば。必ず良い未来が待っている!
いつかまたニコラウスとして、皆様に逢える日を願って。
最後は思い出の補聴器を添えて。笑