マネジメントの2つ目は、

ゲームプランの修正についてです。

何度か講義でもおはなししていますが、

これは、

サッカーやバスケ、アメフトなど、制限時間があるスポーツの

監督やヘッドコーチになったつもりで考えればよいです。

 

試合前にプランを立てますが、

ゲームの進行中、状況に応じてプランを修正しますよね。

試験も同じです。

 

いまの状況と残り時間で最善と思われる策を選ぶ。

 

2次の場面で言えば、

・この時点で積み上がっている得点はどの程度か?(25から35?)

・残り時間はどれくらい?(あと30分)

・残りの問題はいくつ?(第1問、第3問、第5問の3つ。すべて配点は20点)

といったことから、

次に着手する問題を選ぶ。

そして、

その問題の処理後、場合によっては処理途中(解答がうまく作成できない場合)、

再度、状況を確認し、必要であればプランを修正する。

 

こちらが用意したゲームプラン(時間配分、取り組み順序など)を

いっさい変えず、それを守ることを重視するという方針は、

相手が弱く、しかも相当な力の差があるときには有効です。

でも、

2次試験は、相手がかなり強いです。

 

80分の途中で、少なくとも問題をひとつ処理するたびに、

状況を確認し、次の策を選択するマネジメントを実践しましょう。

 

話は変わりますが、

1次試験の問題のことです。

2次にも関係が多少あるので、この場で取り上げます。

 

企業経営理論第20問(設問1)です。

今年、受けていない方も、以下の設問を処理してみてください。

正答率がものすごく低かった問題です。

 

(設問1)

あなたがコンサルタントとして、A社の問題を分析するとしたら、

A社の組織メンバーが持つ行動モデルに当てはまるものはどれか。

最も適切なものを選べ。

 

ア自分たちの考え方を頻繁に検証する

イ情報の妥当性を重視する

ウ積極的にリスクを取ろうとする

エ全社的な観点から自己の責任を果たそうとする

オ問題の論理的な部分を重視し、感情的な部分は排除しようとする

 

さて、どうでしょう?

 

実際は、ほぼ1ぺーじにわたるA社の状況に関する文章があり、

それをもとに選択する形式になっていますが、

そんなものなくても、選択できます。

 

2次対策で学んだことを生かせば、この設問だけで選択できます。

 

設問は、コンサルタントが“A社の問題”を分析する設定になっています。

そして、その問題の原因は、行動モデルにあるらしい。

そのような設定です。

ということは、

 

行動モデルには“改善すべきところ”が含まれていることが必要条件になります。

 

その要件を満たさない選択肢は、それだけで排除できます。

排除してみてください。

アからエの4つが排除されます。

 

A社の“課題”であれば別ですが、“問題(の原因)“ですからね。

アからエは、”問題を生み出す行動モデル“には該当しません。

 

残りはオしかない。

 

2次では、助言を求めますから、必ず課題、問題が存在します。

また、”こたえ“を要求する以上、

それらの課題や問題は、必ず解決可能なものとして出てきます。

(現実にはそんなことはまずありませんから、

実際のコンサルティングを行う際は、2次試験のようにはいかないことを頭にいれておく必要があります)