普明寺

 

 

黄檗宗  普明寺

 

 

山号 : 円福山

宗派 : 黄檗宗

本尊 : 釈迦三尊像

創建年 : 延宝5年(1677年)

開山 : 桂厳性幢

開基 : 鍋島直孝

 


所在地 : 佐賀県鹿島市古枝久保山2346

 

 

1677年に鹿島3代藩主鍋島直朝の長男である直孝によって創建されました。
本堂より奥の原生林の間を進むと、鹿島藩歴代藩主の墓地があります。
普明寺は黄檗宗の寺院であり、楼門から左右にのびる回廊は黄檗宗に特徴的な建築様式です。
本山である京都府宇治市の「萬福寺」を模倣しており、

萬福寺と同様に境内全体を竜に見立てて配置しています。
竜の頭にあたる入り口には「竜眼の池」という池が二つ並び、これらは竜の眼を表しています。
石門をくぐって楼門へとつながる参道は竜の首にあたり、楼門と本堂部分が腹部になります。
春には桜、夏にはあじさい、秋にはキンモクセイの花を咲かせ、自然が豊かな寺院になっています。
「島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん」という映画のロケ地にもなっています。
鹿島藩鍋島家の菩提寺。

一七棟もの伽藍を造る、寺は万福寺と同様に、寺域全体を竜に見立て、建物や施設を配置した。
竜の頭である入りロには石橋をはさんで目に当たる「竜眼の池」を置き、石門(総門)をくぐると
竜の首に当たる参道を通って竜の腹である楼門と回廊、本堂に至る。
さらに本堂の裏には竜のしっぽに見立てた墓道を経て、鹿島鍋島藩の歴代藩主の墓所に至る
普明寺は黄檗宗の様式や伝統を忠実に伝えると共に、本堂の土間や楼門に特徴が見られるように
中国明朝の寺院建築の様式で建てられた、佐賀県内でも非常に珍しい寺院である。

 

 

『総門前橋』

 

『竜眼の池』

 

『総門(石門)』
池を竜の眼、石門を龍の口と見立てています。

 

『地蔵菩薩像』

 

『石仏』

 

『石碑』

 

『法泉寺』

 

『参道』
龍の首をイメージした参道

 

『楼門』

 

『観音堂』

 

『回廊』

 

『本堂』
竜の腹である楼門および本堂

 

『本堂扁額』

 

『石像羅漢像』

 

『キンモクセイ』

 

『開梆』

 

『巡照板』

 

『鍋島直紹 則子墓』

 

『龍の尻尾を模した小路』

 

『鍋島家墓所』

 

『三代 直朝公の墓』

 

『大クスの木』

 

『開山塔』

 

『由緒書』

 

『境内図』