こんにちは、
東京都議会議員(町田市選出)
無所属 東京みらい おくざわ高広です。
昨日の私たちのすべきこと①に続いて、
今日は東京都の対策と特にお願いしたいことについてお伝えします。
昨日、緊急事態宣言が発令され、飲食店の時短営業やテレワークの徹底、外出自粛やイベントの人数制限によって、
人と人との直接の接触を減らすことで感染拡大を抑えようとしていることをお伝えしました。
宣言自体では感染を抑えることはできず、人が行動を変えなければならないことが重要です。
1.宣言を受けて、東京都の対策は?
昨日の知事の記者会見によると、
①不要不急の外出自粛(20時以降は外出そのものを避けてほしい)
買い物や通院などの必要な外出もなるべく短く済ませてほしい
②テレワークの活用などによる出勤者の7割削減
インセンティブとして、テレワーク東京ルール宣言企業への制度融資の信用保証料補助を行う
働く環境整備として、多摩地域の宿泊施設をサテライトオフィスとして都が借り上げる(1/20頃~)
③飲食店の時間短縮営業(20時まで。19時で酒類ラストオーダー)
従っていただいた事業者については、店舗ごとに最大186万円の協力金を支給
その財源となる1,528億円は専決処分(議会にはからない)
④劇場や集会場、遊興施設等への時間短縮のお願い
緊急事態宣言によるものではないが、20時までの営業時間短縮などをお願い
⑤ネットカフェや商業施設、大学や学習塾は感染防止対策の徹底をお願い
※いくつかの百貨店などでは自発的に時間短縮の動きがみられます。
⑥イベント等の開催制限(人数5,000人以下、収容率50%以下)
新年会などの飲食を伴うイベントは中止もしくは延期のお願い
成人式は延期もしくはオンラインをお願い
スポーツイベントなどの観戦後の会食の禁止(強いお願い)
⑦鉄道の終電繰り上げをお願い(パネルには示されていない)
⑧自宅療養者への支援の充実
多摩地域で行っていた健康観察アプリや食料品等の自宅配送を23区にも拡大
パルスオキシメーター(指にはめる健康管理グッズ)を配布(これまでは宿泊療養者のみ)
⑨医療提供体制の強化(パネルには示されていない)
都立・公社病院の病床を1100→1700へ拡大し、民間にも協力を依頼
⑩住まいを失った方への緊急的なビジネスホテルの提供
TOKYOチャレンジネットから受け付け
⑪都営住宅の募集拡大(パネルには示されていない)
JKK東京から受け付け
⑫都立学校は感染防止対策を徹底しながら運営を継続
ただし、オンライン学習も含めた分散登校や時差通学を行う
感染リスクの高い部活動や授業は行わない
⑬小中学校は通常通りの学校運営を継続
地域を越えての移動が起こりにくいためとの理由
2.感染拡大をおさえるために
昨日も書きましたが、人と人との直接の接触を減らすために何ができるか考えていただきたいと思います。
一例として、
✔直接会わなくてもできることは電話やオンラインの活用をお願いします。
✔先延ばしできることは感染拡大がおさまるまで先延ばしをお願いします。
✔人と直接接する場面では、マスクの着用や手洗い、ソーシャルディスタンスをお願いします。
✔飲食店等のテイクアウトやデリバリーを是非ご活用ください。
✔経営者の皆様は、社員へのテレワーク徹底をご指示ください。
3.社会がひとつになるために
早1年ともなる新型コロナとの戦いにおいて、経済面や生活面での大変厳しい状況が続いており、
皆様の不安やストレスも大きく高まっていることと思います。
こうゆうときにこそ「公助」と呼ばれる行政の支援を拡充させ、皆様の暮らしを支えなければなりません。
中には、厚生労働省が生活保護は国民の権利として、使っていただきたいという告知をしたり、
東京都では住まいの確保を支援したり、いくつかの対策を講じているところではありますが、
まだまだ行き届かないところばかりであり、率直に申し訳なく思います。
※この点、東京都議会議員としてやるべきことについては明日お伝えします。
ただし、このような状況だとしても、医療従事者や学校や保育関係者、あるいは感染が判明した方々に対する
心無い差別的な発言があるということを耳にしており、これは絶対にやめていただきたいと思います。
そもそも、このようなお願いをすること自体が情けなくも思いますが、
✔リスクと戦い、心身の負担も限界をこえて、まさに命がけで私たちの暮らしや命を守ってくださる方々への感謝を行動で表してください。
✔そうした方々への差別的発言を耳にしても相手にせず、それ以上の感謝の想いを行動に表してください。
✔対策をとっていても感染してしまうこともありえる状況であり、感染者を責めるようなことはやめてください。
✔退院したり、自宅療養を解除された方々は、他者へ感染を広げる可能性のない方ですので、今まで通りに接してください。
4.最後に
同僚の森沢きょうこ議員もブログで書いていますが、
生活の多くの場面が通常通りに流れていく今回の対策においては、
今まで以上にひとりひとりが感染拡大防止につながる行動を考えて生活をしていくほかありません。
また、同じく斉藤れいな議員もブログで書いている通り、
新型コロナに慣れてしまっているような状況においては、より一層の注意を払っていく必要があります。
それぞれ協力いただける範囲や内容も異なるものと思いますが、皆様のご協力を何卒よろしくお願いします!
※明日は東京都議会議員として取り組んでいくことや政治の役割についてお伝えしていきます。
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