転院してから主治医に妊孕性温存療法の話をされていた。
主人は地元の主治医にも聞いていたくらい何とかできないものかと思っていたよう。。。
息子は言葉は少ないので私が
「残しておいたほうが良い?」
と聞くと「うん」と。
年頃の男の子が母さんに言うような話でもないし、息子の「うん」だけで分かった。
小学生の頃「明るい家族を作りたい」と文集か何かに書いていたのを思い出した。
将来の事ちゃんと考えているのかな。
私は遠い未来は想像できない。
とにかく生きてれば良いし、
今この現実を乗り越える事しか考えられない。
けど精巣に白血病細胞が見つかり、左側の腫瘍摘出。
右は陰性だったが、一部しか見ていないので後々、白血病細胞が出てくる可能性もなくはないと。
そんな状態で妊孕性温存必要なのか。
一昨日手術したばかりで大丈夫なのかな。
けど妊孕性温存療法をしてくれる病院には予約済、息子も行けるというので、行く事にしました。
息子まだ少し傷口が痛むし、都会は電車の乗り換えもあるので、田舎者の母、思い切ってレンタカーを借りました!!
ひゃぁぁぁ〜
やっぱり怖かった〜
ナビ&グーグルマップのダブル使いで行ってきました。
車は多すぎるし、狭いのにトラック車線変更してくるし、高速JCでは信号もあるの😅!?
手汗かきながら行ってきました。
問診ではお母さんいるとちょっと、、、
という質問には私は部屋を出ます。
次に私が呼ばれましたが、泌尿器科の先生は今まで強い化学療法をやっているので、もしかしたら精子はいないかもしれないと。
射精をする歳になった時に保存出来ていたら良かったと言われたが、
息子は小学生から白血病治療をしているので、そんなの考える事もなかった。。。
精巣をエコーしてもらいましたが、右側は血流良いね〜!
オペいつしたの?傷口綺麗だね〜!
と褒められて?
なんだか和みました。
検査結果、息子の精液に精子はいませんでした。
息子は表情を変えずに聞いていた。
けど年数を重ねると復活する事もあるという。
私はまぁそうだよねと納得。
息子はハイリスクで皆より強い薬で治療をしてきたんだもの。
体のアチコチにダメージあるよね。
頑張ってる息子の体。
とにかくトライした事に意味があるから。
将来モヤモヤ悩むよりは良かったのかな。
泌尿器科の先生は本当はこんな事言っちゃいけないんだけどって、秘密の提案も出してくれた。
もし将来子供が欲しくなったらまた相談に行こう!!