ヤングケアラー | 高橋みほ オフィシャルブログ「みほの突撃日記」Powered by Ameba

ヤングケアラー

《ヤングケアラー》

私は、名探偵コナンが好きで、Amazonでよく見ているのだが、最近、このドラマを見るたびに、「毛利蘭はヤングケアラーだろうか?」という疑問を持ってしまう。

 

 ヤングケアラーの定義は、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもとされる。

 

 そうであるならば、父親である毛利小五郎や小学生である江戸川コナンの食事や洗濯など家事全般を引き受けている毛利蘭は立派なヤングケアラーといえそうである。

 

 静岡県が行ったヤングケアラー実態調査では、(約23万5千人が回答)「自分が世話(ケア)をしている家族がいる」と答えた児童生徒は4・6%の1万733人にのぼったそうだ。

 

 「世話をする相手」(複数回答)は父母が50・4%、きょうだいが49・9%、祖父母が26・1%。「担う世話の内容」(複数回答)は家事が45・3%で最も多い。

 

 

 お手伝いをすることは大事であるが、宿題をしたり、部活をしたりする時間が全くないような手伝いは、子どもがすべき範囲を超えている。ここは、社会で解決していかなければならない問題である。