令和6年度水戸殉難者恩光碑保存会総会が開催されました。


水戸殉難者恩光碑保存会の皆様には、幕末維新期に国事に奔走した郷土の先人を偲び、長年にわたって慰霊や顕彰に取り組まれておりますことに心から敬意を表します。


水戸は幕末に天狗派と諸生派に分かれ激しい争いを繰り広げ、多くの逸材を失った悲しい史実を有しています。


令和の時代となった今日においては当時の悲劇を乗り越え、両派の末裔が手を組んで水戸の歴史を総括していくことが、水戸の発展につながるのではないかと考えております。


またこれらの歴史を通じて得た敦賀市や匝瑳市との友好関係は水戸市にとって大きな財産となっています。


今後水戸の歴史をさらに学び、深掘りしていくためには、研究者の確保育成も重要となっています。


現在水戸市では水戸殉難者恩光碑保存会の他にも、様々な歴史伝承の活動を行っている団体が存在いたします。


今後ともこれら団体としっかり連携協力し、人材育成を図りながら、水戸の歴史を後世に伝える責任を果たしていきたいと思います。


水戸殉難者恩光碑保存会の益々のご発展をお祈り申し上げます。