長期の留学に際して、お金をどのようにフィリピンにもっていくかは大事な要件です。
日本円を持ってきて、レートの良い料金所で換金するのが一番良いのですが、大量に現金を持ち歩くのは危険だし、レートの良い料金所を探すのにも苦労します。
そこで、大抵は以下の二つの方法を取ります。
1) 国際キャッシュカードによる引き出し
2) クレジットカードのキャッシング
私がお勧めするのは、「2) クレジットカードのキャッシング」です。
なぜなら、一番お得だからです。
「1) 国際キャッシュカードによる引き出し」が一番お得という人もいますが、それは間違い。
例えば、一番手数料の少ない新生銀行の国際キャッシュカードでさえ、引き落としの際、4%の手数料を取られます。
一方のクレジットカードのキャッシングは、1.3~3%ですみます。
「えー、クレジットカードの利子って20%くらいとられるんじゃないの?」
と疑問に思われる方もいるかもしれません。
実際、私のクレジットカードの利子も年率18%です。
しかし、これは、年率というところが、ミソです。
クレジットカードの請求は、大抵、一ヵ月後です。
一ヵ月後に返した場合は、1か月分の利子しかつきません。
つまり、
18% ÷ 12ヶ月 * 1ヶ月 = 1.5 %
となり、1.5%の利子だけで済みます。
新生銀行の国際キャッシュカードに比べたら、2.5%もお得です。
ただし、利子は日割り計算なので、キャッシングした日にちによって、利率が変わるので注意が必要です。
例えば、私のクレジットカードは15日閉めの翌10日払いです。
閉め日の15日にキャッシングした場合は、26日分の利子になります。
つまり、
18% ÷ 365日 × 26日 = 1.282191780821918 %
となり、1.3%弱の利子だけで済みます。
しかし、閉め日の翌日にキャッシングすると支払日は翌々月の10日になります。
つまり、57日分の利子を払わなければいけなくなります。
つまり、
18% ÷ 365日 × 57日 = 2.810958904109589 %
となり、2.8%強の利子を払わなきゃいけません。
その差は実に、1.5%です。
(それでも、新生銀行の国際キャッシュカードよりお得ですが。。)
ということで、フィリピンにお金を持っていく場合は、クレジットカードのキャッシングがお勧めです。
しかも、どこでキャッシングしても利子とレートは変わりません。
よって、空港では現金の両替のレートが悪いので、キャッシングの方がお得になる場合のほうが多いです。
フィリピンに来る前は、お手持ちのクレジットカードのキャッシングの有無と、上限を確認されてから来られることをお勧めします。
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さて、ここからは、フィリピンでキャッシングする時の方法を紹介します。
この前、キャッシングしたBPIのATMで説明します。
① まずは、クレジットカードを機械に投入する
② WITHDRAWを選択する
③ SAVINGSを選択する
④ 「PRESS IF YES」を選択する
(レシートをプリント出来ないけど良いって聞かれているだけ)
⑤ PINナンバー(暗証番号)を入力する
⑥ キャッシングする金額を入力する
⑦ 「PRESS TO CONTINUE」を選択する
これは、手数料200ペソ頂きますと書いてありますが、気にしなくて良いです。
この手数料はクレジットカード会社が支払い我々、消費者に請求されることはないです。
どうやら、日本の法律では、この手数料を消費者に請求するのは難しいそうです。
つまり、200ペソ払わなくて済むということです。
⑧ お金とクレジットカードを受け取って終了
簡単ですね。
他のATMでも要領は同じです。
クレジットカードでキャッシングして、フィリピン79日目終了
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