6年連続で、京都大学合格の「小さな個人塾」
(うち3名は、医学部医学科合格)(85)
Z会
私は、京大をはじめとする旧帝受験生の英作文をネット添削している。このコースを始める前に、8年間敵情視察のため「Z会」を年間やってみた。真っ赤になって戻ってきた解答用紙を見て思ったのだ。
「これは、・・・」
と、絶句した。心理学における「選択回避の法則」をご存知だろうか。スーパーなどで、品揃えが一定数を越えると消費者は
「どれを買ったらいいのだろう」
と、迷ってしまい購入をためらうため売り上げが落ちるというものだ。
Z会の真っ赤になった解答用紙も同じことで、あまりに指摘点が多いと、結局なにも改善できないわけだ。
それで、私は添削を始めたときに
「一番減点される点に絞って指摘するのが現実的。生徒の方のプラスになる」
と、信じた。そして、実行した。
すると、想定外の結果が現れた。5年間で、京都大学「医学部」3名、大阪大学「医学部」、名古屋大学「医学部」各1名といった優秀な生徒の方に集まってもらえた。ところが、イマイチの生徒の方は激怒するのだ。
「なんだ、コレは!Z会ならもっと丁寧な添削をしてくれる!」
要するに、添削の中身ではなく真っ赤になった答案が欲しいわけだ。自分が努力するのではなく、添削者が大量に書き込むことで悦に入るのだ。
私は、呆れてしまった。そういう生徒は、こちらからお断りなのだ。
髙木繁美: Youtube 動画
(1位)、26歳、無職、貯金なし、彼女なし、資格なし。何にもなしのボクだった。
(2位)、先生なのに、生徒に負けた。
(3位)、39通の「不合格通知」と「合格通知」