デビューアルバム『diorama』のジャケットは米津玄師がシャープペンシル1本で
描いた ロック誌絶賛
ネット発のカリスマ・米津玄師とは
一体誰
シンガーソングライター、米津玄師（よねづけんし）のデビューアルバム『diorama』
（16日発売）が初週2.5万枚を売り上げ、5/28付オリコン週間ランキングで6位に初登場。
一般的には無名の21歳の新人アーティストだが、しかし、『ニコニコ動画』では
VOCALOIDプロデューサー史上初となる100万回再生超の動画6作品を生み出した
「ハチ」として、有名な存在だ。
ボカロPとしてはika、ryoに次ぐ3人目となる500万回再生を達成した代表曲
「マトリョシカ」を筆頭に、ニコ動への投稿作品の総再生数は2000万回の実績を誇る
カリスマ的存在。
しかし、デビューにあたっては、ヒットが確約される「ハチ」の名をあえて手放した。
初音ミク、巡音ルカといったボーカロイドも一切、起用せず、全14曲のボーカルを
自らが担当し作詞・作曲・編曲・ミックスにアートワークまで、全クリエイティブを
自分一人で手がけた。
シャープペンシル1本で細かく描かれたジャケットのイラストからにじみ出る独特な
世界観や遊び心のある言葉選び、多幸感あふれるキャッチーなメロディー。
10代男女のネット音楽ファンから40～50代のロックファンまで幅広い支持を得た
米津玄師は、新人が苦戦を強いられるロックシーンにおいて、初回出荷5万枚を突破
発売後も連日4桁の注文が寄せられ、タワーレコードをはじめ全国のCD店のバイヤー
からも今注目の的です。
その勢いはロック媒体にも伝わり、ロック誌『ROCKIN’ON JAPAN』では新人としては
異例の3ヶ月連続掲載が決定。
『MUSICA』では巻頭10ページの特集が組まれるなど、「米津玄師」としての知名度を
拡大し「ロックシーンに対して、ネット発のカリスマが奇襲をかけはじめた！」と、
大きな盛り上がりをみせています。
ネットで絶大な支持を受ける才能をリアルな世界へと解き放った21歳の若きシンガー
ソングライターの挑戦はまだ始まったばかりでこの先何処まで続くのだろうか
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