たるみ治療機器として、ウルトラセルを導入していましたが、システムがバージョンアップしてさらに効果的になりました。
ウルトラセルとは、一台に三機種(FUS・GFR・SRR)を載せた機械になります。
たるみを解消するには、基本的に熱だまりを皮下につくり皮下および皮膚を引き締めることが必要になります。
① ウルトラセル FUS
超音波を皮下の深い層(4.5mmおよび3mm)に焦点を当てて主にSMASと呼ばれる筋膜層周囲をターゲットに照射を行います。数ヶ月にわたってコラーゲンが生成されるので、治療後時間をかけて徐々にリフトアップ効果が現れます。同系統の機種としてウルセラ®・ダブロ®等が知られています。
② ウルトラセルGFR(イントラジェン)
高周波を皮下に格子状に照射して、皮膚表面を保護しつつ、真皮・皮下のタイトニングを図ります。熱だまりを避けるため、皮膚は冷却してから照射をおこないます。即時効果として真皮内のコラーゲン繊維の収縮により皮膚が縮み一時的な引き締まり感があります。その後、熱刺激により創傷治癒反応が起きて繊維芽細胞の活性化、コラーゲンのリモデリングがおこり、タイトニング効果が現れます。同系統の機種としてサーマクール®が知られています。
③ ウルトラセルSRR・FRM(イントラセル)
細かいチップの先端から高周波を照射して皮膚のタイトニング・毛穴の改善を図ります。特に皮膚の薄い目の周りの小じわ、引き締めに効果的です。SRRは、針がでないバージョンで、FRMは針がでるバージョンになります。針がでるバージョンは、フラクセル型の照射になるので陥没を伴うにきび跡等に効果的です。
熱だまりの層が異なりますので①・②・③を一度に(トータルレイヤードセラピー)あるいは、2つ(①と②でいわゆるウルサーマと言われる治療と同じ様な熱の入り方になります。)を同日に行うことも可能です。
効果のある、よい機械を導入していければと思います
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