さきだです。

最近の広島での話題

「はだしのゲン」が広島市の教科書から
削除されるというニュース


https://news.yahoo.co.jp/articles/4607c7447e144f2eef05217c45c830adbd65d923



はだしのゲンの描写が今の世の中に

あっていないからというのが理由。


昔、中沢啓治さんが亡くなられた後も

学校の図書館からはだしのゲンを撤去しようという

動きもありました。


その時、この先読めなくなってはいけないと

思い、漫画を買いました。


今の時代からみれば

弱る母のために鯉を盗む事は

悪い事となるが

あの時代、お金も家もなく

何の保証もない。

原爆症で身体は弱り

大人が動けない時に

盗まないと生きていけなかった


そんな時代があったのだ

それを時代錯誤となるのは

個人的には寂しい。


原爆の描写もリアルだからこそ

気持ち悪い

読めないとなる人が私の小さい頃でも

聞いた。


目を背けたくなるのもわかる

けれど事実はもっと凄い。


ケロイドが残った皮膚を

見た事もあります。


どれだけ痛かったのか

正直想像も出来ません。


教科書からは外すけれど

図書館には残すとの事


ただ、今の人は本を読まない。


戦後の苦しい時代から

考えると今はなんて自由なのだろう


なのに、残っている映像では

あの時代の子どもの方が

イキイキしている。


今回の報道を見て

もう一度「はだしのゲン」を

読みたくなった。