皆様こんにちは、
横浜市会議員の高田しゅうへいです。
本日は、現在の横浜市政においてどうしても皆様にお伝えしなければならない、看過できない重大な事態が生じたため、ペンを執りました。本来、ブログで特定の誰かについてこのように厳しい指摘をすることは、私の本意ではありません。しかし、平原副市長による問題発言は、私たち横浜市民の皆様の未来にも直結する重大な局面であると考え、あえて公に発信することを決意いたしました。
より多くの市民の皆様に、現在の横浜市政で何が起きているのかという実態を知っていただきたい。そして、間近に迫ったこの選挙が持つ「本当の意味」を、市民の皆様お一人おひとりに真剣に考えていただきたいと切に願っています。街中ではよく「選挙に行きましょう」「投票してください」という声が聞かれます。しかし、ただ義務感で足を運ぶのではなく、いま一度立ち止まり、私たちの街の未来を誰に託すべきなのかを深く考えてみませんか。
まずは、週刊現代の記事やYouTubeで平原副市長の発言をご覧ください。
週刊現代の記事はこちらです↓
Youtubeの動画↓(平原副市長の問題発言は24:30~)
記事についてはお読みとりいただき、今回は動画の発言で読み取れる部分だけにおいて、問題を提起します。
9月20日の会合と、平原副市長による問題発言
さる9月20日、ローズホテル横浜「重慶飯店」にて、横浜市の幹部職員をしのぶ会が開催されました。出席者には、平原敏英副市長、藤井謙宗横浜スタジアム会長、三菱地所の重役、渋谷健市会議員、そして複数の市職員(現在確認中)らが名を連ねていたとされています。
この場で、平原副市長から以下のような極めて過激な発言(動画内24:30~)がありました。
「7月にこいつ(亡くなった職員)と約束したことがあって『(山中)竹春の首を取る』、こいつも足立もタカイも結構やられてるんですよ。私もちょっとフォローしきれなかったんですけど、彼(山中)は今切腹状態なんで介錯するつもりで、渋谷先生宜しくお願いします」
山中前市長が辞職を表明したのは8月28日(正式辞職は9月7日)です。つまり、この発言を額面通りに受け止めれば、平原副市長らは7月以前の水面下の段階から、現職市長を辞任に追い込む画策をしていたことになります。
私は、この発言には「組織のガバナンス」と「二元代表制」を根本から揺るがす、2つの大きな問題点があると考えています。
問題点1:「首を取る」という副市長としての資質と規律違反
第一に、副市長という特別職地方公務員の立場でありながら、自身の任命権者である首長(市長)を追い落とす意図を公言した点です。
- 地方自治法上の「服務規律」への抵触:組織の規律を著しく乱し、信用を失墜させる行為であり、職務上の義務違反に該当する可能性が極めて高いと言えます。
- 組織ガバナンスの崩壊:市長を補佐すべき最高幹部が、裏で民間企業や特定の政治家と結託して首長の追放を画策することは、明らかな背信行為です。
- コンプライアンス違反:民間企業に置き換えれば、副社長が社長に対して「クビを取る」「引導を渡す」と過激な言葉を使うようなものであり、パワーハラスメントや脅迫的言動として一発で処分対象になるレベルの重大な違法性を含んでいます。
問題点2:「渋谷先生宜しくお願いします」という二元代表制への冒涜
第二に、執行側のナンバー2である副市長が、特定の市会議員(議決機関)に対して「介錯(市長を辞めさせるサポート)」または「前市長が選挙に出ても勝たせないようにするためのサポート(候補者を擁立してすげ替える行為)」を依頼している点です。これは、地方自治の原則である「二元代表制」への冒涜です。
- 執行機関と議決機関の分離原則への違反:首長と議会はそれぞれ独立して市民から選ばれ、相互にチェックし合うのがルールです。副市長が水面下で議員と結託してボスを失職させようと手回しすることは、この独立性を完全にねじ曲げる行為です。
- 政治的中立性の逸脱:一部の政治勢力や民間企業と癒着し、市長を辞めさせて特定の候補へすげ替える、あるいは特定の政策を復活させるといった政治的目的のために権力を行使することは、行政の公平性を著しく損ないます。
- 不信任手続きの形骸化:市長を辞めさせる正当な手続きは、議会が公の場で「市長不信任決議」を可決することです。副市長が裏で個人の議員に根回しをして頼むような性質のものではありません。
政治闘争の犠牲者は、いつも「市民」です。この動画や報道を受け、横浜市民の皆様からは「山中さんは最初から嵌められていたのではないか」「横浜市にはがっかりした」「これでは何のための選挙か分からない」といった、失望と怒りの声が数多く寄せられています。
動画を見る限り、市民の皆様がそのように不信感を抱くのは当然のことであり、もしこれが事実と異なるのであれば、関係した市職員や議員は市民に対して納得のいく説明を行う義務があります。
表向きには「元市長のパワハラ問題」とされながら、その裏で一部の市職員や議員、利害関係者による権力争い(政治闘争)が渦巻いていたのだとすれば、選挙の本質は完全に崩壊しています。そして、その独善的なパワーゲームの最大の被害者は、市政を信じ、一票を投じようとしている「横浜市民の皆様」にほかなりません。
現在、横浜市長選挙の最中ということもあり、大手メディアでの報道は限定的かもしれません。しかし、この事実を伏せたまま選挙を行うべきではないと判断し、ブログに記載いたしました。
私は、一部の特権的な人間たちによって市民の利益や信頼が踏みにじられる事態を、断じて容認しません。この不透明な疑惑について、市民の皆様が納得できる明確かつ誠実な説明を、徹底的に求めてまいります。
今回の選挙の意味を、ぜひ市民お一人おひとりに一度立ち止まって考えていただきたいです。
横浜市会議員 高田しゅうへい