takacciの「見た・観た・聴いた・読んだ」

音楽に関すること、観たこと、読んだことへの感想などを書いていきます。(文中敬称略) 
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3月16日の記事でご紹介した件であるが、クラシック倶楽部で見て好きになり、ウェブ通販を通じ注文したジョン・リルの10枚組CD、ベートーヴェン・ピアノソナタ全曲は、注文の際に知らされた「2~3週間お待ちください」の期間を過ぎても入手することができなかった。タワーレコードから「その品目を確保することができなかったので、今回の購入申込はキャンセルになります。」との連絡を受けたのである。しかたがないのでジョン・リルのことを頭に留めておき、追々ディスクユニオンに行く度に探してみようと思うしか無かった。


そうこうするうちに、今度はNHK FMで、クラシック倶楽部で紹介された武蔵野文化会館でのリサイタルの録音が放送された。やはり彼の演奏は素晴らしい。そこでウェブを通じ再度検索してみたのだが、身近で入手できそうなものはなかった。唯一、アメリカのアマゾンで見つけたものは約11,000円。タワーレコードで買い損なった同じものの2倍以上の値段だったし、海外のサイトに直接購入申込をすることに若干抵抗があって購入を思い留まった。


ディスクユニオンの在庫検索で彼のベートーヴェン・ピアノ協奏曲全集があることはすでに関知していた。しかし、同じベートーヴェンでもピアノ協奏曲は、大好きな第1番を除くとあまり好きでないので、独奏者がジョン・リルであっても購入して聴いてみたいという気になれなかった。ベートーベンのピアノ協奏曲って、第5番の「皇帝」と呼ばれる曲に代表されるように、ピアノ独奏者とオーケストラがきらびやかさを競うような、派手で騒々しい一面があるから、あまり好きになれないのである。


それでも手軽に入手できるのがそれだけしかなければ、それを聴いてみるのがいいのではないか、もしかするとピアノ協奏曲が好きになる切っ掛けになるかもしれない、と考えて、先日御茶ノ水のディスクユニオンクラシック館へ。


探すと、その協奏曲集はすぐ見つかった。1,400円。来たついでに、とばかり、万が一の可能性を考えベートーベンピアノソナタの棚を隅から隅まで調べたのだが、彼のCDは一枚も見つけることができなかった。しかし諦められずに「ボックス」と呼ばれるひとまとめ物のコーナーを隈なく見ていくうちに、「Beethoven THE MASTERWORKS」という厚さ10cm以上の大箱の演奏者の一人にジョン・リルの名前が書かれていることを発見した。これは4,400円。


箱を見ると交響曲全曲、ピアノソナタ全曲、をはじめ、オペラから宗教曲に至るまで、ベートーベンの全作品とまでは行かないが、大変広範囲に亘るCD集であることが分かった。しかしリルがその中の何を演奏しているのかは分からない。書かれている他の演奏者はそれこそ多彩で、そのうちピアニストはリルの他に、名の売れたAlfred Brendelと、私は存じ上げないShoko Sugitaniだった。


さて協奏曲集かこちらか、どちらにする? しばらく考え、リルの独奏が含まれているかもしれない大箱の方に決めた。


実はこの日、「もう置き場所がなくなってるのにまだ買うの?」と言われて、置いておいても聴くことのなくなったCD30枚ほどを売り払おうと(初体験)、クロスバイクのかごに入れて来ていたのだが、その査定をしてもらう間にリルを探していたのである。件の大箱を手に査定結果を聞きに行くと、まずは30枚のうち10枚が「買い取れない」と宣言された。これで「あとの残りで1,000円くらいかな」と、何十冊も持ち込んで1,000円ちょっとというブックオフ程度の買取価格を覚悟したのである。しかし驚いたことに7,000円を超える額であった。店の人は「CDは結構高く売れるんですよ。これからも持ってきてくださいね。」と言ってくれた。アハハハ、大箱を買ってもお釣りが来ちゃうんだ、と大いに気を良くしたのであった。


さて、家に帰るとさっそく大箱の中身を調べる。何と中身はCD40枚。曲名、楽章、演奏時間、演奏者だけが書かれた紙の袋に一枚のCD、という形でCDだけが入っていた。何の解説書もなし。これは全然問題ない。CDの解説書は字が小さいし、読んでためになったことは一回もない。

そしてリルは何を弾いているのだろうか、と袋を繰っていてびっくりした。40枚のうち10枚がピアノソナタ全曲のCDで、その演奏は全部ジョン・リル!!!。何のことはない。数カ月前にウェブ購入しようとして果たせなかったソナタ全集を知らずのうちに入手できたのだ! しかも全曲集より安い値段で! それプラス30枚ものおまけも付いているのだと思えばいいのである。


これまでに3枚ほど、ふられている通し番号の若い順に聴いた感想。実に良いですー。アナログ録音ではあるが音も良質。アナログなのだから何十年も前の演奏ということになるのだが、初めて聴いて感激した今年の放送での演奏の印象を裏切るものでは全くなかった。


何の期待もしていない私にとってのおまけ部分はどうか。一枚だけ聴いてみたのはピアノ協奏曲第一番で、協奏曲全曲を弾いているShoko Sugitaniさんの独奏。ドイツを中心に活躍している方のようだが、結構楽しませていただいた。他のCDにどんな演奏が収められているのか興味津々となってきた。これは何ともお得な買い物をできたものだ、と、何度も何度もにっこりしている私であります。 (^ ^)v


駄文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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