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「三橋貴明の政局予想は当たらない(前半)」三橋貴明 AJER2025.4.22
令和の政策ピボット呼びかけ人に「作家・予備校講師・歴史系YouTuber 茂木誠先生」が加わって頂けました。
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【こうすれば自民党は負けます】未だに自民党を3割の国民が支持しているカラクリを暴露[三橋TV第1008回] 三橋貴明・saya
トヨタに6,102億円の補助金!トランプが消費税に激怒したワケ【4月30日(水)までの期間限定】
ついに、三橋TVの登録者数が80万に達しました。ありがとうございます。
もちろん、目的はYoutubeの登録者数を増やすことでも、広告収入を増やすことでもない(三橋TVは広告を入れていません)。中期的には、自公を参議院選挙で過半数割れさせることです。
皆さんが与えて下さった80万というパワー、参議院選挙で活用させて頂きます。活用方法は決まっていないのですが、とりあえず「自公を過半数割れさせるため」という部分は不変です。
ちなみに、長期的には日本に経世済民を取り戻し、二度目の高度経済成長に向かわせることです。
最近、サプライロス型インフレになったことを受け、高度成長期について講演で取り上げるようにしています。何しろ、日本がサプライロス型インフレに陥るのは二度目。
一度目は、大東亜戦争に敗北し、生産資産の八割を破壊されたとき。しかも、そのタイミングで海外から日本人が引き上げてきた上に、それまで抑制されていた(欲しがりません勝つまでは)消費が爆発することになった。
1944年と比較し、1946年の個人消費支出は何と12.5倍になった。反対側で、供給能力を破壊されたわけですから、そりゃあインフレ率は上昇します。1946年のインフレ率は、消費者物価指数で5.8倍になりましたが、国債とは関係ないのよ、財政破綻論者諸君。
供給能力が奪われ、需要が爆発したのだから、物価が上がらないはずがない。
というわけで、1946年の日本はすさまじいサプライロス型インフレに陥ったのですが、やがてデマンドプル型インフレに移行し、高度成長を始めます。
そのきっかけは何だったのか、が重要です。とりあえず、二つの要因を上げておきたいと思います。
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【皇統論:第七十五回】両統迭立-、【歴史時事:第七十五回】ロシア革命への道、がリリースになりました。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
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よく、
「高度成長は朝鮮戦争が切っ掛けで始まった」
という知った家さんがいますが、別に否定せんけど、当時の日本がデフレだったら、さすがに高度経済成長は無かったと思うよ。サプライロス型インフレの状況で、朝鮮戦争による「需要確定」が重なったことで、高度経済成長が始まったのです。
二つ目、政策の正しさ。
池田勇人内閣の「所得倍増計画」は、
「国民一人当たりの実質GDPを十年間で二倍に引き上げる」
という目標でした。皆さんは、三橋の言論に慣れているから、
「なるほど!」
と思うでしょうが、ほとんどの日本国民はもちろん、政治家ですらこの目標の「意味」が理解できないのではないでしょうか。
何しろ、GDP三面等価の原則と、名目・実質GDPの違い、せめてこの二つは分かっていなければ、池田勇人が何を言いたいのか分からないですよね。
今にして思えば、増税メガネの「所得倍増」は、そもそも何を意味するものだったのでしょうか。
というわけで、正しい経済指標やデータに関する知識を広げることこそが、日本国を存続させる道だと信じ、20年近く(!)やってきたわけですが、結局、まともな(というか十分な)デフレ対策は行われず、日本は供給能力が不足するサプライロス型インフレに陥った。
とはいえ、過去の歴史を見る限り、このタイミングで、
「需要拡大を安定的に拡大させる正しい政策」
を打てば、日本はデマンドプル型インフラに移り、投資が進み、供給能力が回復、成長していくことになる。
「需要拡大を安定的に拡大させる正しい政策」。とりあえず、消費税減税です。(食料品0%ではなく、全面的な減税とインボイス廃止)
日本の混迷は深まるばかりですが、解決する手段はあるのです。そのための第一歩が、自公の参院過半数割れなのですよ。
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