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「三橋貴明の政局予想は当たらない(前半)」三橋貴明 AJER2025.4.22
令和の政策ピボット呼びかけ人に「作家・予備校講師・歴史系YouTuber 茂木誠先生」が加わって頂けました。
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【こうすれば自民党は負けます】未だに自民党を3割の国民が支持しているカラクリを暴露[三橋TV第1008回] 三橋貴明・saya
知っていましたか?アメリカの歴史教科書で「日本神話」が教えられています
消費税本を書いているため、日常的に消費税のことばかり考えています。恐らく、今が人生で最も消費税に詳しい。
本ブログのコメント欄の議論も、返信等はできませんが、参考にさせて頂いておりますからね。どこまで盛り込めるか分かりませんが。(わたくしが完璧に理解しなければ書けないので。わたくしは理解力や記憶力があまりないのよ)
信じられないことに、自民党以外の全ての政党が、
「消費税減税」
を公約にすると発表しました。
もちろん、消費税減税にも色々とありますので、
「まともな政策」
と、
「ダメな政策」
との玉石混交になっています。その辺りは、今後、解説していくことになりますが、とりあえずどうしようもなく「ダメ」な政党が、自由民主党。何しろ、未だに消費税減税論でもめにもめている。
『公明党、参院選の重点政策に「減税」明記 消費減税を念頭に [公明党]:朝日新聞
公明党が今夏の参院選の公約に掲げる重点政策の内容が判明した。物価高対策として、消費税を念頭に「厳しい生活の負担を直接軽減する『減税』を実現する」と明記。減税の実現には法改正が必要になるため、その間の措置として給付の実施も盛り込んだ。社会保障制度などに影響が出そうだが、財源の確保については触れていない。(後略)』
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【皇統論:第七十五回】両統迭立-、【歴史時事:第七十五回】ロシア革命への道、がリリースになりました。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
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だから、減税の「財源」って何だよ。
そもそも、政府は国債発行で支出をしている。さもなければ、20205年4月の社会保障給付ができるわけがないだろ。何しろ、まだ誰も税金を支払っていない。
スペンディングファースト(政府支出が先)は、誰にも否定できない。
というか、あえて「財源」について語るならば、国債以外にはあり得ない。
国民民主党の玉木代表が自身のチャネルで、
「消費税一律5%に減税。インボイス廃止。財源は赤字国債」
と語っていました(これは「本人」が語っていた)、わざわざ「赤字」国債という必要があるのかな、とは思います。普通に国債発行でよくね?
自民党の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の消費税減税提言(現在、署名活動中)は、
「食料品の消費税率を恒久的に0%に」
「赤字国債の新規発行」
と主張していますが(※報道によると)、いちいち「赤字」国債という必要があるのかな。そもそも、赤字国債という法律用語はないし。正式には「特例公債」です。
というか、国民民主党は「こども国債」とか言っていましたけど、それって、「赤字」国債と何が違うの?
改めて考えてみると、特例公債を「赤字」国債と呼んでいるのは、なぜなのでしょうか。「赤字」国債と名付けた誰かがいるわけですね。
人間は、「赤字」「借金」といった言葉に対し、反射的にネガティブな印象を抱く。もしかしたら、特例公債を「赤字」国債と呼ぶのも、「国の借金」同様に財政破綻プロパガンダの一貫かも知れない。
正直、国債は所詮は借り換えし続けるもので、しかも日銀が買い取ることも可能であるため、「建設国債(四条公債)」と「赤字国債(特例公債)」に分けている理由も分からない。まあ、法律(財政法四条)ではそうなっていますが。
いずれにせよ、これまでは、あたかもタブーのごとく人々に知られていなかった、消費税の真相、国債の真実が知れ渡りつつある。最終的には「正しさ」が嘘の財政破綻論や消費税の虚偽を打ち砕くことになるのでしょうが、早めなければならない。それほど、時間は残っていない。
「財政破綻論や消費税の虚偽を打ち砕こう!」に、ご賛同下さる方は、