株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから
三橋貴明のツイッターはこちら
人気ブログランキングに参加しています。

チャンネルAJER更新しました。
「アメリカのトランプ新政権を読む(前半)」三橋貴明 AJER2024.12.31
  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

一般参加可能な講演のお知らせ。
やまと経営者連盟「大阪講演会 2025年1月26日(日)」

http://daikeiren.shop/?tid=2&mode=f12

 

トランプ大統領が誕生した衝撃の理由 / エリートが無視した"危機の兆候"[三橋TV第966回] 三橋貴明・古賀真


https://youtu.be/M2NktgfjXIY

 

各国で政権を崩壊させたユートピアニズムのトリニティ(三位一体)
https://live.nicovideo.jp/watch/lv346768863

 今週24日(金)に、いよいよ通常国会が召集されることになります。


 戦後の日本において、初となる本格的な少数与党による通常国会。


 無論、与党にとっては試練ですが、同時に、野党にとっても存在価値を問われる状況になります。


 野党が一斉に反対をすれば、税制改正法や年金制度改革法はもちろん、予算すら通らない。しかも、内閣不信任案が、簡単に通る。


 この状況を戦後日本が経験したことは、一度もないのです。


 羽田内閣も少数与党でしたが、予算成立後に発足し、二カ月で潰れてしまいました。少数与党で通常国会というのは、戦後、初めてです。


 何が起きるか分かりません。


 現時点で、政局、政争の未来を予想する人がいたら、確実に嘘つきです。分かるはずがないので。


 今の日本はフランス同様に、内閣不信任案が提出されれば、簡単に通ります。


 とはいえ、野党側は「石破茂総理大臣」で7月の参議院選挙を戦いたいと考えている節もあります。一番いいのは、
「石破茂総理大臣下で、衆参同日選挙」
 でしょう。確実に勝てます。となると、国会終幕時に内閣不信任案が提出されないという、珍しい光景を目にすることになるかも知れません。


 ちなみに、内閣不信任案は衆議院議員51人以上の賛同が無ければ提出できませんので、やるとしたら立憲民主党です。


 その立憲民主党が、国民民主党に支持率で大きな差を付けられつつある。だからこそ、どうなるか分からない。

政党支持率 自民28% 国民民主13% 立憲5%【NNN・読売新聞 世論調査】
 NNNと読売新聞が今月17日から19日まで行った世論調査で、自民党の支持率は前回12月の調査より4ポイント上がり、28%でした。国民民主党は野党第一党の立憲民主党を上回り13%で自民党に次いで2位でした。
 立憲民主党は前回より3ポイント下がり5%でした。
「支持する政党はない」と答えた人は34%でした。(前回36%)
 以下()内は前回去年12月の調査
日本維新の会 3%(4%)
公明党    4%(5%)
れいわ新選組 4%(3%)
共産党    2%(2%)
参政党    1%(0%)
日本保守党  1%(0%)
社民党    0%(0%)
その他の政党 0%(0%)
答えない   4%(4%)(後略)』

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「皇統論「文永の役」、歴史時事「地獄の始まり」がリリースになりました。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 立憲民主党・・・・。あんたたち、埋没しつつあるよ。まあ、国民のための政策を推進しているわけではないので、当然だけど。


 昨年の総選挙前に、玉木雄一郎代表(役職停止中)と対談した際に、
「とりあえず、野党第一党を実現しましょう」
 なんて話をしたのだけど(どうでもいいでしょうが、三橋と玉木氏は同い年)、本当に実現しかねない。


 自民党の支持率が上がっているのは、まあ、どうでもいい。所詮、30%を切っているので、青木の法則レベルに過ぎない。


 それに対し、国民民主党の13%は、半端ない。確実に「民意」あるいは「世論」が動いている。


 ここからが、難しい。


 自公は7月に衆参同日選挙をやってくる可能性がある(さすがに、石破のままではやらんだろうけど)。そこで、まともな候補者を十分な数、立てられるのか。


 おカネの問題(昨年の総選挙ではこれが本当に問題だった)はクリアしたとして、「まとも」な候補者を出せるのか。募集に千人応募があったとのことですが(来るとは思っていた)、候補者として認定した途端に、
「自分は、これまで以上に無駄を削ります!身を切る改革!」
 とか言い出したりしないよね? 維新に行け!


 正直、わたくしは現在、各政党から「真っ当な(というか正しい)貨幣論、財政論」について「候補者」の皆様に教えて欲しいとの依頼を複数受けています。


 ただ、過去三十年間、
「身を切る改革を! ムダを削減!」
「国債発行は将来世代へのツケの先送り」
 といった言論に「しか」触れてこなかった連中の洗脳を解かなければならないので、大変です。正直、わたくしの寿命が尽きるまでに完了するのか、疑問視するような事態になっています。

 

 それでもやるしかない。


 わたくしの世代で実現できなかったら、次の世代がしてくれ。諦めたくないし、諦めたまま死にたくない。だから、やり続けるしかない。これは、自分が始めた物語なんですよね。

 

「日本国を守る」に、ご賛同下さる方は、↓このリンクをクリックを!

本ブログへのリンクは以下のバナーをお使いください。

◆関連ブログ
日本経済復活の会のホームページはこちらです。

◆三橋貴明関連情報
新世紀のビッグブラザーへ ホームページはこちらです。
メルマガ「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」はこちらです。