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「アメリカのトランプ新政権を読む(前半)」三橋貴明 AJER2024.12.31
令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。
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やまと経営者連盟「大阪講演会 2025年1月26日(日)」
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トランプ大統領が誕生した衝撃の理由 / エリートが無視した"危機の兆候"[三橋TV第966回] 三橋貴明・古賀真
各国で政権を崩壊させたユートピアニズムのトリニティ(三位一体)
https://live.nicovideo.jp/watch/lv346768863
今週24日(金)に、いよいよ通常国会が召集されることになります。
戦後の日本において、初となる本格的な少数与党による通常国会。
無論、与党にとっては試練ですが、同時に、野党にとっても存在価値を問われる状況になります。
野党が一斉に反対をすれば、税制改正法や年金制度改革法はもちろん、予算すら通らない。しかも、内閣不信任案が、簡単に通る。
この状況を戦後日本が経験したことは、一度もないのです。
羽田内閣も少数与党でしたが、予算成立後に発足し、二カ月で潰れてしまいました。少数与党で通常国会というのは、戦後、初めてです。
何が起きるか分かりません。
現時点で、政局、政争の未来を予想する人がいたら、確実に嘘つきです。分かるはずがないので。
今の日本はフランス同様に、内閣不信任案が提出されれば、簡単に通ります。
とはいえ、野党側は「石破茂総理大臣」で7月の参議院選挙を戦いたいと考えている節もあります。一番いいのは、
「石破茂総理大臣下で、衆参同日選挙」
でしょう。確実に勝てます。となると、国会終幕時に内閣不信任案が提出されないという、珍しい光景を目にすることになるかも知れません。
ちなみに、内閣不信任案は衆議院議員51人以上の賛同が無ければ提出できませんので、やるとしたら立憲民主党です。
その立憲民主党が、国民民主党に支持率で大きな差を付けられつつある。だからこそ、どうなるか分からない。
『政党支持率 自民28% 国民民主13% 立憲5%【NNN・読売新聞 世論調査】
NNNと読売新聞が今月17日から19日まで行った世論調査で、自民党の支持率は前回12月の調査より4ポイント上がり、28%でした。国民民主党は野党第一党の立憲民主党を上回り13%で自民党に次いで2位でした。
立憲民主党は前回より3ポイント下がり5%でした。
「支持する政党はない」と答えた人は34%でした。(前回36%)
以下()内は前回去年12月の調査
日本維新の会 3%(4%)
公明党 4%(5%)
れいわ新選組 4%(3%)
共産党 2%(2%)
参政党 1%(0%)
日本保守党 1%(0%)
社民党 0%(0%)
その他の政党 0%(0%)
答えない 4%(4%)(後略)』
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「皇統論「文永の役」、歴史時事「地獄の始まり」がリリースになりました。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
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立憲民主党・・・・。あんたたち、埋没しつつあるよ。まあ、国民のための政策を推進しているわけではないので、当然だけど。
昨年の総選挙前に、玉木雄一郎代表(役職停止中)と対談した際に、
「とりあえず、野党第一党を実現しましょう」
なんて話をしたのだけど(どうでもいいでしょうが、三橋と玉木氏は同い年)、本当に実現しかねない。
自民党の支持率が上がっているのは、まあ、どうでもいい。所詮、30%を切っているので、青木の法則レベルに過ぎない。
それに対し、国民民主党の13%は、半端ない。確実に「民意」あるいは「世論」が動いている。
ここからが、難しい。
自公は7月に衆参同日選挙をやってくる可能性がある(さすがに、石破のままではやらんだろうけど)。そこで、まともな候補者を十分な数、立てられるのか。
おカネの問題(昨年の総選挙ではこれが本当に問題だった)はクリアしたとして、「まとも」な候補者を出せるのか。募集に千人応募があったとのことですが(来るとは思っていた)、候補者として認定した途端に、
「自分は、これまで以上に無駄を削ります!身を切る改革!」
とか言い出したりしないよね? 維新に行け!
正直、わたくしは現在、各政党から「真っ当な(というか正しい)貨幣論、財政論」について「候補者」の皆様に教えて欲しいとの依頼を複数受けています。
ただ、過去三十年間、
「身を切る改革を! ムダを削減!」
「国債発行は将来世代へのツケの先送り」
といった言論に「しか」触れてこなかった連中の洗脳を解かなければならないので、大変です。正直、わたくしの寿命が尽きるまでに完了するのか、疑問視するような事態になっています。
それでもやるしかない。
わたくしの世代で実現できなかったら、次の世代がしてくれ。諦めたくないし、諦めたまま死にたくない。だから、やり続けるしかない。これは、自分が始めた物語なんですよね。
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