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「消費税減税と給付付き税額控除((前半)」三橋貴明 AJER2024.10.29
令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。
石破氏は在任期間最短の総理になるか?日本が大きく変わる総理大臣指名選挙が行われます[三橋TV第932回]三橋貴明・菅沢こゆき
ちょっとビビりましたが、わたくしの安藤さん応援の一部を切り抜いたこの動画、何と174万回再生になっています。
本切り抜きは、安藤応援でも、参政党応援でもなく、単に、
「自民党に投票するな!」
を訴えている部分のみ(及びその理由)。このショート動画が安藤さんや参政党の票を増やすことには貢献しなかったとしても、自民党の票を「減らす」ことには確実に貢献した。
小選挙区制は、一選挙区から一人しか当選しない制度です。
この制度自体が良いとは、全く思わない。変えるべき。
とはいえ、もしかしたら現代はすでに、ネット動画による「わずかな票の動き」で結果が変わってしまう時代に入ったのかも知れない。これは、怖いことですよ。
そもそも、ラジオというマスメディアを政治に利用し始めたのは国家社会主義ドイツ労働者党、つまりはナチスです。現代は、テレビや新聞といったマスメディアが政治を動かしている。昨日の財務省の「7兆円強の減収!」が典型です。
財務省は記者クラブ財政研究会を活用し、メディアをコントロールしてきました。昨日の記事など、そのまんまですわな。
それが通用しないというか、全く別の「強者」が登場しつつある。
もちろん、例えばわたくしの動画が174万回再生されたとして、小選挙区の定数は300あるわけです。となると、一選挙区辺りの人数は5800。たかが、5800。
でもね、小選挙区は一人しか受からないから、5800の十分の一の580票が動くだけで、結果がひっくり返る可能性があるのですよ。
これは、まずい。
そもそも、公明党が権力を握っているのは、自民党の小選挙区国会議員たちが「公明党票」なしでは当選しないという現実があるためです。小選挙区における「自力」をカウントするスカウターがあったとしたら、自民党の議員たちは確実に立憲民主(や維新や国民民主)の議員たちに劣りますよ。
もちろん、麻生さんや高市さんなど、超絶的に強い人たちはいます。とはいえ、多くの議員(あるいは候補)たちは公明党に依存している。だからこそ、自民党は公明党を絶対に切れない。
自由公明党。
公明党が小選挙区において「わずかな票」を左右することで、権力を握っている。これは単なる現実。
となれば、ネットも同じことができる。というか、今回は確実にそれが起きた。
わずかな票を反対側に動かすことで、小選挙区の結果をひっくり返してしまった。この辺りは、本日の三橋TVで詳しく解説しています。ご期待ください。
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お待たせいたしました「三橋貴明×荒川和久:抱腹絶倒!-独身王国「江戸日本」の真実-(後編)」がリリースになりました。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
子孫は残さずとも、文化、産業を残した江戸の独身男たちの物語も、いよいよクライマックス!
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『国民民主・玉木雄一郎氏 “年収の壁”引き上げ、政府試算に言及「7兆円の減税効果は大きい。まさに…」
国民民主党・玉木雄一郎代表が31日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。同党が看板政策に掲げる「年収の壁」の103万円から178万円への引き上げについての政府試算に言及した。
政府の試算で、仮に所得税と住民税の基礎控除を現行より75万円引き上げた場合、国と地方の合計で年約7兆6千億円の税収減になる見通しであることが30日までに分かった。納税者には減税となり、税金が高い高所得者ほど効果が大きいとの試算も判明し、納税者の手取りが増える恩恵の一方、公平感や税収減を補う財源などを巡り議論となることが予想される。
玉木氏は「早速、こういう試算が出てきたのは良いこと。国民民主党が103万円の壁の引き上げを言い出さなかったら出てこなかった試算だ。7兆円の減税効果は大きい。まさに7兆円分、手取りが増える。消費も活性化し企業業績も上がる。持続的な賃上げの大きな後押しになり、税収も増える」と指摘。
続く投稿で「高所得者に有利なことは最初から分かっている。だからと言ってやらない理由にはならない。基礎控除額に現在のような所得階層ごとの差をつけるかどうかは議論すればよい」と自身の考えをつづった。』
(笑)の後に草wwww生えるwwww。
まさか、財務省は、
「103万円の壁を178万円に引き上げたら、7兆円の減収になる!!!!!!!!!!!」
と、危機感を煽ったら、
「つまりは、7兆円分、手取りが増えるということか。素晴らしい」
と、返されるとは思っていなかったでしょうね。
玉木さんは元財務官僚なので、財務省が「何」をやってくるかは、それはもう百も承知でしょう。
もっとも、現在は11月11日の首班指名選挙前です。つまりは交渉と議論の時期なのです。
当然、各陣営が様々な情報を発信し、マスコミを利用して、少しでも交渉を有利に進めようとする。本音が表で報道されることなどありえない。
皆さんは、各陣営の各発言にいちいち噛みつき、批判するべきです。それはそれでいい。
国民民主党が裏切る? うん、そうかも知れない。そうでないかも知れない。
結論がどうなろうと、本音は別かも知れない。あるいは、表に出ている部分と同じかも知れない。
そんなのわかんない。だから、みな、勝手に動け。
何が正しいのか、誰が正しいのか。誰にも分からない。俺に聞くな。自分の頭で考え、勝手に動け。
これが、議論なのだよ。これが、民主制なのだよ。お前ら、絶対、忘れていただろ?
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