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「国策金利が世界最低の日本国(前半)」三橋貴明 AJER2024.8.27
  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。

 

日本の「保守」を徹底解説~保守の仮面を被った自民党総裁候補の正体[三橋TV第911回]三橋貴明・saya


https://youtu.be/X7M8U-25V5Y
 

【緊急鼎談】小泉進次郎は失速?混戦の自民党総裁選を徹底解説!(三橋貴明×藤井聡×saya)

 

 推しの子の最新話で、Youtubeの登録者数で、50万以上の割合は全体の0.3%というデータが紹介されていましたが、三橋TVは間もなく49万。総裁選挙が終わる頃には、50万に届いていると思われます。ご支援、ありがとうございます。


 ちなみに、我々はYoutubeの動画に広告を付けておりませんので、特に収益が上がるわけではございません。
 

 動画でも解説していますが、河野太郎は「空気読めない緊縮派」でございますが、小泉進次郎はそこまでではない。とはいえ、バリバリの緊縮財政。
 

 彼は出馬の際の記者会見で、いわゆる106万円の「年収の壁」を解消すると宣言しました。


 年収の壁とは、
「年収が106万円を超えると、厚生年金保険・健康保険に加入することを求められる」
 というものです。


 つまりは、主婦の方がパート等で働き、年収106万円超になると、夫の扶養から外れることになるのです。


 というわけで、「彼ら」は、
「年収の壁があるから、女性が働かない。年収の壁をとっぱらえば、女性が働く。年収がいくらであろうとも、働けば女性を夫の扶養から外し、厚生年金保険料、健康保険料を徴収するべきだ」
 と、主張するのです。


 いや、年収の壁が「問題」だというならば、壁を年収500万円に引き上げればいいじゃないか。


 あるいは、藤井先生が仰るように、年収106万年を超えた結果、女性の可処分所得が減った際には、それを国家が補填すればいい。


 ところが、小泉進次郎は、年収がいくらであっても保険料を徴収すればいい。そうすれば、年収の壁は消える、と、宣っているわけでございます。


 いや、それって普通に増税ですから。
 

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お待たせいたしました!
特別コンテンツ「三橋貴明×宇山卓栄:日本人はどこから来たのか(後編)」がリリースになりました。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

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自民総裁選 過去最多の9人が立候補 立会演説会で決意述べる
(前略)小泉進次郎氏は「働きたいのに働けない『年収の壁』の撤廃や労働時間規制の見直し『選択的夫婦別姓』の導入など、人生の選択肢を増やす」と述べました。(後略)』

 いやいや。別に現時点で、我々は十分に人生の選択肢がある。ないのは「機会」です。


 厳密には、「豊かになる機会」です。年収の壁にしても、例えば主婦の方がパートで働けば、あっという間に年収300万、400万となるならば、「壁」は事実上、消滅するんだよ。


 逆に、豊かになる機会が無ければ、選択肢を増やされても、限られたパイを奪い合うだけだ。


 政治家の仕事は、機会を増やすことだ。機会を増やさずに選択肢を増やすと、単に奪い合うことになるだけ。


 椅子取りゲームの椅子の数を増やさず、
「椅子をとるためのルールを撤廃するよ。さあ、奪い合え。椅子を獲得した者だけが生き残れる」
 というゲームをやったらどうなるかな?


 殺し合いですよ。


 椅子の数を増やさず、椅子取りのルールを緩和した場合、万人の万人に対する闘争になるだけ。これが、論理的かつ現実的な帰結だよ、小泉進次郎。

 

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