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「政治の本質ー中間組織の復活を」(前半)三橋貴明 AJER2020.8.9
    

 

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高市早苗前・総務大臣登場 私が総裁選出馬を決意した理由(わけ) [三橋TV第434回] 高市早苗・三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/kOIVHeWDOTY
 

 予想通り高市早苗・前総務大臣の出演動画の視聴回数が伸びていますが、コメント欄を見ていて気が付いたことがあります。


 何か、多くの視聴者が、
「高市は信用できる」
「いや、高市は信用できない」
 などと、高市さん個人に期待する、期待できない、また裏切られる系のコメントを書き込んでいますが、一個人について「期待する、期待しない」とかやるのも、救世主願望だよ。

 というか、今の日本、我々の祖国の苦難が、一個人で何とかなるようなレベルのはずないじゃん。ちょっと、甘く見ていません?


 救世主はいない、と、何度も繰り返しているでしょ。
 

 今の日本の政界に必要なのは、救世主じゃない。というか、救世主は永遠に現れない。


 必要なのは、「競争」です。

自民総裁選、派閥の結束問われる事態も…若手は「首相支持」に拒否反応
 自民党の各派閥は26日、党総裁選に関する協議を本格化させた。党内7派閥のうち5派閥が雪崩を打つように菅首相(党総裁)の支持に回った昨秋とは異なり、意見集約に手間取る派閥も出ている。派閥幹部と若手の温度差も目立ち、各派の結束が問われる事態も生じそうだ。(後略)』

 自民党の総裁選挙が、フルスペック、投票総数766票を争う「競争」になることが決定しました。


 うち、半分の383票が党員・党友による地方票になります。


 29日の投開票で過半数を得る議員がいなければ、上位の二人で決選投票。


 もっとも、国会議員は「地方票」の様子を見ていますので、例えば地方票で菅義偉が三位以下に低迷した場合、雪崩を打った「菅離れ」が起きるでしょう。
 結果、菅義偉が決選投票にすら進めない可能性はある。


 また、それ以前の話として、総裁選挙に出馬するためには「推薦人」の国会議員を20名、集めなければならない


 総裁候補の推薦人に名を連ねるということは、
「総理と私は、関係が近いのです」
 というアピールになるため、昨年の総裁選挙では主に派閥の若手(選挙に弱い)が菅義偉の推薦人名簿に載りました。


 今回は、どうなるでしょうかね。

【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】

https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/

※要望多数につき、評論家・中野剛志先生 【通貨論争史:イギリス編】【通貨論争史:日本編】が再掲となりました。

 

 推薦人として名を連ねた場合、候補が誰であったとしても、後々影響を受けることになります。特に最悪なのが、「惨敗する現職の総理大臣」の推薦人名簿に名前が載ってしまうことです。これは、総選挙(11月までには必ずある)のことを考えると、かなり(若手にとって)痛い。


 逆に、勝ち馬に乗れれば、総選挙の戦いも楽になる。


 もう一つ。
 今、最も可能性が高いと予想する政局のルート。


 何だかんだいって、「派閥のパワー」により、菅義偉が自民党総裁として再選され、総選挙


 そこで、自民党(及び公明党)は大きく議席を減らし、過半数割れになる。


 というわけで、菅総理は「党外派閥」である維新と組み、自公維の連立政権が発足。これまでの菅内閣を上回る、最悪のグローバリズム路線、小さな政府路線の構造改革が進んでいく。


 正直、↑このルートが現時点では最も可能性が高いと思います。


 というわけで、わたくしは「最悪のルート」の政局予想を現時点で書きました。理由は、わたくしは経済はともかく、政局の予想は当たったためしがないからでございます。

 

 逆神のパワーを、ご覧あれ。

 

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