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「政治の本質ー中間組織の復活を」(前半)三橋貴明 AJER2020.8.9
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面白くなってきたぞ、自民党総裁選挙 というわけで8月25日出演のゲストは・・・ [三橋TV第431回] 三橋貴明・高家望愛
https://youtu.be/zKRzINYAKx8
【Front Japan 桜】最悪のマッチポンプ 日本を脆弱化させた者たち / もう限界、ライブハウスの声[桜R3/8/18]
https://youtu.be/ytc0oYUiCO0
【ch桜・別館】人生をちょっとだけ楽にする方法[桜R3/8/18]
https://youtu.be/xy-lZ5lLn8o
はい、というわけで、面白くなってきたぞ、自民党総裁選挙。
ちなみに、わたくしは「自民党政権が続いて欲しい」などとは微塵も思っておらず、単に総裁選挙や総選挙で「財出への競争」をして欲しいと願っていに過ぎません。結果がいかなるものになろうとも、「財出への競争」の結果であれば、民主制の国民国家の国民として受け入れますよ。
これだけは確実ですが、今後の日本の行く末は「貨幣観」「財政観」の修正(というか「正常化」)ができるか否かにかかっています。
「正常化」のためには、財務省の緊縮財政路線、PB黒字化路線が「どれほど狂っているのか?」を、できるだけ多くの国民に理解してもらう必要があります。
そのためには、できるだけ多くの政治家に「正しい情報」をインプットする必要がある。あるいは、アウトプットの機会を差し上げる。
ただ、それだけの話です。
今後の「政局」を考える上で、最初に注目すべきは、22日に投開票される横浜市長選挙です。
『【最終盤情勢】横浜市長選挙は混戦模様から一気に差がつく展開に、各候補者の展望は(選挙コンサルタント・大濱崎卓真)
8月8日告示・22日投開票の横浜市長選挙も折り返しをすぎ、いよいよ投開票日まであと数日となりました。告示前には最大10名が立候補を表明して混戦が予想されていた横浜市長選も、8人の候補者の戦いに差が出てきており、当初の混戦模様から一転して各候補者の得票予想にも差がでてきています。
今回は、横浜市長選最終盤情勢として、各種調査や関係者ヒアリングをもとに現在の横浜市長選の情勢と今後の各候補者の展望、みどころを解説していきたいと思います。
◆コロナ感染状況の急速な悪化を受けて山中氏がわずかにリード
立憲民主党が推薦する山中竹春氏が、中盤以降にわずかにリードしているとの見方です。各社調査でも山中氏が先行する評価が多く、また無党派層や女性層への浸透が強いところから今後も着実に票を伸ばす可能性が出てきました。(後略)』
菅総理大臣の地元である横浜で、小此木氏が山中氏に敗けるとなると、この影響はすさまじくでかい。下手をすると、「菅総理、自民党総裁選挙に不出馬」といった事態になってもおかしくない。
横浜市で山中氏がリードしているのは、もちろん「菅内閣のコロナ対策の顛末」の影響です。
【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】
https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/
『神奈川県 新型コロナ 8人死亡 2021人感染確認 6日連続2000人超
神奈川県内では18日、合わせて2021人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表されました。
1日に発表された感染者の数が2000人を超えるのは6日連続です。(後略)』
元々、横浜市長選挙は「IR(カジノ)」誘致が争点でした。小此木前国家公安委員長は、菅内閣の「IR推進」と、横浜市民の世論「IR反対」との間で整合性を付けることに苦労していました(というか、できませんでした)。
その状況で、神奈川県のコロナ禍が悪化し、争点が「コロナ対策」に移ってしまった。そして、小此木氏は「コロナ対策に失敗している菅総理肝入り」で横浜市長選挙に出馬している。
ところで、自民党の「PB黒字化路線」推進派である下村博文政調会長が、総裁選挙への出馬への意欲を示しています。
『自民下村氏、安倍前首相と会談 総裁選出馬の意欲伝える
自民党の下村博文政調会長は18日、国会内で安倍晋三前首相と会った。9月末の任期満了に伴う党総裁選に出馬する意欲を伝えた。安倍氏は下村氏が所属する党内最大派閥・細田派の出身で、同派内に影響力を持つ。
安倍氏は会談で、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する菅義偉政権を党政調会長として支えるのが重要だと語った。(後略)』
是非とも、下村政調会長には総裁選挙に出馬し、
「国民を赤字化する、PB黒字化路線を維持します!」
と、事実を宣言し、議論してもらいたいものです。
【内閣府「中長期の経済財政に関する試算」における部門別収支の想定(兆円)】
http://mtdata.jp/data_76.html#bumon
内閣府は、日本政府がPB(あるいは財政収支)を黒字化していくことで、民間の黒字が減少していく(=赤字化する)ことをシミュレーションで公表してくれています。
誰かの黒字は、誰かの赤字である以上、そうならざるを得ません。
というわけで、皆さま、今後「PB黒字化」を主張する政治家がいたら(大勢いますが)、
「貴方は、国民を赤字化したいということですか? それならばそれで構わないから、今後は「私は国民を赤字化します!」と真実を主張するようにしてください」
と、圧力をかけて下さいませ。
とにもかくにも、自民党総裁選挙が面白くなってきた。
というわけで、8月25日配信の三橋TVのゲストは、高市早苗衆議院議員。
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