皇位継承と伝統

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『修正エンゲル係数(前半)』三橋貴明 AJER2019.4.23
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 平成政治からの決別を! 反・緊縮財政、反・グローバリズム、反・構造改革を基本方針とし、政策の「ピボット(転換)」を目指す国民プロジェクト「令和の政策ピボット」が始動致しました。
 
三橋TV第85回【夢にまで出てきた財務省の嘘】
 
 GWであるにも関わらず、令和ピボットのメンバー間ではバンバンメールが飛び交っております。何だかんだで、皆さん、仕事をしていらっしゃるのですね。

 わたくしもGW中にMMT本(仮タイトル「MMTポリティクス」)を書き上げるべく、キーボードを叩いておりますよ。前にも書きましたが、今回はいつもは省略しているスペンディング・ファーストやOMFも解説しています。

 OMFは「Overt Monetary Financing」の略ですが、日本語訳は(仮だと思うけど)明示的財政ファイナンスとなっています。実に抽象的で、しかも何でMonetaryが「財政」なの?という疑問をぬぐえないので、わたくしは「明示的な貨幣生成」と訳しています。「明示的財政ファイナンス」では何のことか分かりませんが、「明示的な貨幣生成」ならば明確でしょ?(本当は、Overtは「露骨な」の方が正しいようにも思う)

 それはともかく、令和に御代替わりし、いよいよ日本の皇統を断絶させようと図る勢力が本格的に動き出したように思えます。
 
 共同通信社が1、2両日実施した全国緊急電話世論調査によると、即位された天皇陛下に82.5%が「親しみを感じる」と回答した。「親しみを感じない」は11.3%にとどまった。皇室典範で「男系男子」に限るとした皇位継承を巡り、女性天皇を認めることに賛成は79.6%で、反対の13.3%を上回った。』
 
 だから、皇統や皇室といった国家の重大事について「アンケート調査」するな。という話です。

 悠仁親王殿下という歴とした男系の後継者がいるにも関わらず、現時点で女性天皇だの言いだす時点で不敬です。

 しかも、現時点で「女性天皇」などと言いだしている連中は、女性宮家や女系天皇(正確には非・男系天皇)推進論者と重なります
 
安定的な皇位継承策検討、秋以降 安倍首相は男系重視、難航必至
 政府は安定的な皇位継承策について、国会からの要請を踏まえ、10月に実施する「即位礼正殿の儀」を終えた秋以降に検討を進める方針だ。ただ安倍晋三首相は、父方に天皇を持つ「男系」継承が維持されてきた皇室の伝統を重視し、慎重に判断する姿勢を崩しておらず、作業は難航しそうだ。(後略)』
 
 安倍政権は退位特措法の制定時に、付帯決議として「女性宮家の検討」をねじ込まれました。

 記事では安倍総理の姿勢云々を書いていますが、ことは「国家のあり方」の話であり、総理の意思も本来は無関係です。

 というよりも、そもそも女性宮家だの女系天皇だの言っている連中の狙いが、
「内親王殿下がご結婚されても皇族として残り、結婚相手の一般男性が皇族入りし、「彼」の子供が天皇になることで皇統を断絶し、日本国民のナショナリズムを奪う」
 ことにあるとしか考えられない以上、女性宮家の「検討」をする時点で、「頭がおかしい」と表現せざるを得ないのです。

 ちなみに、「政治家の意思」や「国民の声」ではなく、何をもって皇統のあり方について決めるのか、と問われれば、
「そんなもの、伝統に決まっている」
 で、話はおしまいです。

 遺伝子組み換え作物が「危険な可能性がある」のは、人間が食べ始めて四半世紀しか経っていないためです。人類にいかなる影響をもたらすのか、現時点では分からないのです。

 それに対し、伝統的な食品は「長年にわたり人類が食べ続け、検証され、問題がないことが確実」だからこそ問題がないのです。数百年、数千年の「伝統という名の検証」には、一個人のちっぽけな脳みそが勝てるはずがありません。

 というわけで、日本の男系の皇統は「伝統が故に正しい」のです。
 
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 それでも皇位継承が不安だなんだと、皇統破壊勢力のプロパガンダに騙されている人は、まずは、
1.悠仁親王殿下の「次」が問題になるのは、半世紀後
2.悠仁親王殿下がご結婚され、男の子が生まれない確率は必ずしも50%ではない(50%は子供がお一人の場合で、二人なら25%、三人なら12.5%、四人ならわずか6.25%) 
 という事実を理解し、「なぜ、半世紀も先の話を「今」決めなければならないのだろうか?」と疑問を持って欲しいのです。
 
 なぜ、いま、決めるの? いま、決めることで政治的に得をする勢力があるからに決まっています。つまりは、皇統断絶を図る勢力です(陰謀論ではなく、立憲民主党所属が多い国会議員たちです。立民党以外もいます)。

 それでも、数十年後のことが不安だというならば、旧宮家の皆様に皇族に復帰して頂くよう「お願い」することを検討しなければなりません(国民は「お願い」する立場です)。

「そんな、旧宮家の人が今更天皇になるなんて・・・」
 などと思った人は、やはり時間軸を無視しています。旧宮家の方が皇族に復帰されたとして、天皇になる「可能性」があるのは、孫や曾孫の世代です。その頃には、旧宮家復活から半世紀以上が経過しているため、国民の違和感は消えているでしょう(というか、日本人のことだから、十年で消えると予想)。

 半世紀後、旧宮家から皇族復帰した方の「子孫」が皇位を継承する可能性があるわけですが、その人物は初めから皇族なのです。「皇族復帰」したのは、祖父の世代ということになっています。

 つまりは、皇位継承問題は「今」問題視するべきではないし、するならばするで、男系維持の「解決策」はあるのです。

 ところが、例により「正しい方向」に議論が向かわず、男系皇統の断絶に向けたアンケート調査までもが頻繁に行われる。恐ろしい時代です。

 もっとも、日本人がそもそも皇統、皇位継承、神武天皇、旧宮家(伏見宮系)といった情報を「全く知らない」状況に落ちぶれさせられた以上、無理もありません。

 世界最古の国、日本国を守りたいならば、まずは我々自身が学ばなければならないのです。

 というわけで、経世史論の歴史時事第三回は「男系皇統の維持」でございます。
 
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