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『政府が国債を発行すると家計の預金が増える①』三橋貴明 AJER2019.2.26
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【一般参加可能な講演会のお知らせ】
衆議院議員あんどう裕・第一回日本の未来を考えるセミナー
https://www.andouhiroshi.jp/japan-future
2019年3月9日(土) 15:00-
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三橋TV第61回【飯田市にBRTを建設しよう】
政府が国際リニアコライダーについて、誘致「検討」するための国際協議に入ることを決めたようです。
とりあえず、「ジ・エンド」は免れたことになるのでしょうか。
『次世代加速器ILC誘致検討 政府、米欧と国際協議へ
https://www.sankei.com/life/news/190306/lif1903060004-n1.html
宇宙の成り立ちを探る次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」という巨大実験施設について、政府は国内に建設を誘致する可能性を検討するため、米欧との国際協議に入る方針を固めた。東京都内で7日に開かれる国際会議で所管の文部科学省が表明する。政府がILCについて方針を明らかにするのは初めて。
ILCは、日米欧などの物理学者が岩手・宮城両県にまたがる北上山地への建設構想を進めている。今回の政府方針は誘致の意思表示ではないが、前向きな姿勢を示すものといえる。(後略)』
https://www.sankei.com/life/news/190306/lif1903060004-n1.html
宇宙の成り立ちを探る次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」という巨大実験施設について、政府は国内に建設を誘致する可能性を検討するため、米欧との国際協議に入る方針を固めた。東京都内で7日に開かれる国際会議で所管の文部科学省が表明する。政府がILCについて方針を明らかにするのは初めて。
ILCは、日米欧などの物理学者が岩手・宮城両県にまたがる北上山地への建設構想を進めている。今回の政府方針は誘致の意思表示ではないが、前向きな姿勢を示すものといえる。(後略)』
日本政府は、省庁横断型の連携体制を整備し、アメリカ、欧州とILC運営や組織の在り方から意見効果を始めるとのことです。
さらには、問題になっている8000億円の建設費の分担も、協議していくことになるのでしょう。
日本学術会議が、
「現時点で誘致を支持するには至らない」
と、信じがたい結論を出したにもかかわらず、政治的に逆転に持ち込まれつつあるのです。この動きを支持し、加速していかなければなりません。
ILCの日本誘致を「既成事実化」し、具体的な予算を組んでいく必要があります。
カネ、カネ、カネ。カネの問題で人類の歴史を「悪い方向」に変えるわけにはいきません。
カネといえば、タイミングよく藤井先生が信じがたい(だが事実)の記事を「新」経世済民に寄稿して下さいました。
『【藤井聡】財務省は今、安倍内閣下で増えた「自由に使える血税」の全てを、国民のためでなく「自分のため」に活用しています。
https://38news.jp/economy/13285
(前略)では、この17兆円の増収を、安倍内閣は一体何に投入していったのかを検証した結果、得られたものが、このグラフなのです。
ご覧の様に、圧倒的に多くの「増収分」が、「赤字圧縮」政策に投入されています。「赤字圧縮」政策とはつまり、「借金削減」政策であり、広い意味で言えば「借金返済」政策と言うこともできます。
その金額は10兆円、
17兆円の増収の実に「6割以上」もの水準に達しています。
具体的に言うなら、安倍内閣は、新しく国債発行額を縮減するために10兆円もの巨大な税収を活用したわけです。
その一方で、社会保障の拡大に6・6兆円が活用されているのを除けば、17兆円の増収分は、その他の政策項目にほとんど活用されていない様子が見て取れます。(後略)』
https://38news.jp/economy/13285
(前略)では、この17兆円の増収を、安倍内閣は一体何に投入していったのかを検証した結果、得られたものが、このグラフなのです。
ご覧の様に、圧倒的に多くの「増収分」が、「赤字圧縮」政策に投入されています。「赤字圧縮」政策とはつまり、「借金削減」政策であり、広い意味で言えば「借金返済」政策と言うこともできます。
その金額は10兆円、
17兆円の増収の実に「6割以上」もの水準に達しています。
具体的に言うなら、安倍内閣は、新しく国債発行額を縮減するために10兆円もの巨大な税収を活用したわけです。
その一方で、社会保障の拡大に6・6兆円が活用されているのを除けば、17兆円の増収分は、その他の政策項目にほとんど活用されていない様子が見て取れます。(後略)』
増税で税収を増やし、国債発行額を縮減。そもそも、返済する必要がない国債の償還のために、我々から税金を徴収し、誰の所得にもならない形でおカネを「消す」。
普通に、頭がおかしいです。
財務省が「使った」おカネの、わずか5%。5000億円が支出されれば、ILCは建設できるのです。そして、素粒子物理学の世界を日本が牽引し、様々な技術が求められ、開発され、普及し、世界が変わる。日本は再び技術大国への道を歩み始める。
ところが、その5%をすらケチり、ILC誘致表明に踏み込めず、反対側で財務省が10兆円を赤字圧縮策に突っ込み、おカネを消してしまった。
もっとも、最大の問題は、
「財務省が借金を返済した? 国の借金で大変なんだから、仕方がないだろ」
「ILC? そんな成果が出るか分からないプロジェクトに大金突っ込むな! どうせ、土建屋が儲かるだけだろ」
と、根底から勘違いした認識で、財務省の負債返済を肯定し、ILCを否定する国民や政治家が「多数派」の可能性が高いことです。
というわけで、
「日本に財政問題はない。ILCのように未来につながる投資プロジェクトに政府が支出をすれば、デフレ脱却と経済力強化の二兎を同時に捕えられる」
という真実を堂々と叫ぶ政党が必要なのです。
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