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『嘘つき安倍政権①』三橋貴明 AJER2018.9.25
https://youtu.be/oSSjTkO9aV4
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一般参加可能な講演会のお知らせ。

【第5回 日台親善シンポジウム「一帯一路構想に日本と台湾は如何に対処すべきか」】https://kokucheese.com/event/index/535633/

11月3日 BumB(東京スポーツ文化館)研修ルームB(東京都江東区夢の島2丁目1-3) 講演 田村 秀男、三橋貴明 

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 台風24号が沖縄から北海道まで、まさに日本列島を縦断していきました。
 
『台風24号が列島縦断 首都圏JR在来線は運休
https://www.sankei.com/affairs/news/181001/afr1810010001-n1.html
 非常に強い台風24号は30日午後8時ごろ、和歌山県田辺市付近に上陸し、東海から北陸、東北に抜けて列島を縦断するコースを取った。影響は広範囲に及び、鉄道や空の便は運休や欠航が相次いだ。東海道新幹線は計画的に運転を見合わせ、午後5時以降は全列車を運休。JR東日本は、首都圏の全ての在来線であらかじめ運転を取りやめる異例の対応で臨んだ。
 「非常に強い勢力」の台風が上陸するのは9月4日、台風21号が徳島県南部、神戸市付近に上陸して以来。この勢力の台風が年に2回上陸するのは統計がある平成3年以降で初めて。(後略)』


 昨夜、マンションから運河を見てみると、まさにうねりを伴って逆流していました。物凄い轟音で、別世界に来たかの如くでございました。


 特に、台風21号や北海道胆振東部地震の影響で甚大な被害を受けた北海道は、二次災害等に厳重な注意が必要です。


 さて、2018年Q1の大手電力会社の決算を見ると、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力の四社が赤字になっています。理由は全社とも同じで、原発停止や原油価格の上昇による火力発電の燃料費増加の影響になります。


 北海道電力は黒字を確保していますが、泊原発を動かせない状況で、かつ自然災害が多発し、老朽化した発電機や震災被害を受けた発電機を動かしつつ、厳冬期を迎えることになります。泊原発が稼働すれば、老朽化発電機の大々的なメンテナンスに入れるのですが、現状ではそれはできません。老体であろうとも、フル稼働です。


 もう一つ、北電並みにピンチに陥っているのが、JR北海道です。 


 16年度、17年度と二年連続の赤字に落ち込んだJR北海道は、資金ショートで列車運行が不可能になるとして、30年度までの長期支援を政府に求めました。


 国土交通省はJR会社法に基づき、政府の経営監視を強化する監督命令を出すと共に、19年度、20年度の二年間で400億円超の財政支援を行うことを決定しました。


 そもそも、人口が少ない(というか人口密度が低い)北海道や四国までをも独立させる形で、「国鉄の分割民営化」を行ったことが間違いなのです。上下分離の民営化なら巧くいったかと問われると、諸外国の失敗例を見る限り「不明」としか言いようがないのですが、いずれにしても「分割」民営化は最悪でした。


 それはまあ、JR東海やJR東日本のように、絶対に儲かる地域は良いです。とはいえ、鉄道という公共インフラは「そういうもの」ではないでしょう。


 東海や東日本の利益を北海道や四国に注ぎ込み、国家全体で鉄道ネットワークを維持する。本来、公共サービスとはそうあるべきなのですが、例により「カネ、カネ、カネ」というわけで、JR東海やJR東日本は「不採算部門の切り離し」に成功し、儲かる会社となったわけです。


 見捨てられた形になったJR北海道やJR四国は、遅かれ早かれ赤字が始まり、存続が困難になるに決まっていました(初めから)。


 さて、現在の北海道。北海道は相次ぐ自然災害により、鉄道ネットーワークが揺らぎ、同時に「電力不安定」という重しまでをも背負ってしまっています。道民の方々(わたくしも元道民)には気を悪くして欲しくないのですが、現在の北海道は日本国の先頭を切って「発展途上国化」してしまっているのです。


               


 日本国は東南アジアの途上国(あるいは「元」途上国)にODAで支援を重ねてきましたが、具体的に何をやってきたのか。ずばり、インフラの整備です。


 鉄道ネットワーク、電力ネットワーク、港湾、飛行場、ガスパイプラインといったインフラを整備することで、途上国の成長を助けました。
今や、日本国は北海道に同じ考え方の「支援」をしなければならないのです。


 具体的には、まずは北海道開発庁を復活させる。その上で、国務大臣たる開発庁長官の下で、


1.北海道を「特区」とし、発送電分離など余計な規制緩和について適用除外とする
2.JR北海道と北海道電力を「国有化」し、泊原発を再稼働。鉄道ネットワークと電力ネットワークの強化を「政府の予算」で推進する
3.津軽海峡を渡る高速道路(トンネルでも橋でもいいです)の整備を開始する
4.北海道を日本の「食料基地」とし、本州以南に大災害が起きた際には「大型トラック」で食料や備品を運び込むことを可能とする
5.ロシアとの間にガスパイプラインを繋ぎ、北海道を起点として日本全国のガスパイプライン網を整備する


 「予算」さえつけば、上記は全て十年以内に達成できるでしょう。一番時間がかかるのが「第二青函トンネル」もしくは「津軽海峡大橋」ですが、現在の工期見積もりは15年なので、政府が本気になれば(要はおカネがつけば)工期短縮は可能だと思います。


 無論、上記がそのまま実現できるとは思いませんが、少なくとも、
北海道はJR北海道や北電を再国有化し、政府の関与を強め、インフラへの『支援拡大』をすることなしには、衰退する一方である
 という現実を国民が、あるいはせめて政治家が共有するべきだと思うのです。


 北海道を失うことは、日本の「食料基地」を失うことです。日本国の将来の繁栄は、北海道の発展なしではあり得ません。


 インフラ整備を中心とした北海道の「再開発」が必要なのです。

「北海道の発展無しで、日本の繁栄はあり得ない」に、ご賛同下さる方は、

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