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チャンネルAJER  更新しました。
  『米朝首脳会談は行われない①』三橋貴明 AJER2018.5.29
https://youtu.be/CVXG-PjHMD0   
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 本日はチャンネル桜の取材で、つくばに向かいます。もちろん、国際リニアコライダー(以下、ILC)の取材です。


 ILCとは、全長約20kmの直線型加速器で、人類が達成しうる最高のエネルギーで電子と陽電子の衝突させる実験を行う施設になります。ILCの施設そのものに限らず、岩手県・宮城県にまたがる北上山地近辺の交通インフラ、あるいは「街の整備」など、様々な投資が必要な総合プロジェクトです。


 このILC誘致のタイムリミットが迫ってきています


 ILCを北上山地に建設する構想を進めている物理学者の国際組織は、5月31日、福岡で開催された国際会議において、
日本政府は年内に肯定的な姿勢を示すべきだ
 などと求める声明を発表しました。要するに、催促です。


 来年、欧州で素粒子物理学の研究計画の更新が予定されており、ILC建設への協力が盛り込まれることになっています。肝心の日本が早期に建設の意思を示さない場合、様々な悪影響が出てしまうのです。
 
           


ILC誘致、否定「あり得ない」 知事、政府に決断迫る
https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/6/2/15582
 達増知事は1日の定例記者会見で、国際リニアコライダー(ILC)の本県誘致に関し「国際的に準備作業が具体化する中で、日本政府としてそれらを否定する決定はあり得ないと思う」と述べた。従来より踏み込んだ発言で、日本政府に決断を迫った形だ。
 国際研究者組織が5月末の福岡会議で日本誘致を求める声明を出したことについて「建設実現の大きな一歩になった」と歓迎。「ILCを建設しないとの決定はもう困難な状況ではないか」と持論を述べた。
 文部科学省の有識者会議でILCの経済波及効果(試算)が3兆円弱と示されたことについては「広く国民に知られ、国民的な支持の中で建設が決まればいい」と期待。今月上旬には東北ILC推進協議会と共に政府要望に赴く予定で「ILCは最重要項目。しかるべく要望を伝える」と語った。』


 達増知事の会見にもあるように、ILCの経済波及効果は3兆円弱と試算されています。それに対し、建設に際した日本の負担は数千億円で済みます(世界各国も出資するため)。


 普通の国、まともな国であるならば、当然の話としてILC誘致を決断するでしょう。しかも、場所が北上であるため、「東北復興」の効果も大きいのです。


 とはいえ、我が国には「プライマリーバランス黒字化目標」という呪縛があります。


 ILCで追加的に予算を組むならば、
「その分、他の支出を削れ。もしくは増税しろ」
 と、なってしまうのが日本国なのです。


 PB黒字化目標に縛られている限り、我が国の科学技術劣等国化は止まりません


 また、今月の骨太の方針閣議決定において、PB目標が外れたとしても、国民が「ILC? 何それ?」となってしまうと、誘致は実現しないでしょう。


 というわけで、今後はしばらくチャンネル桜と協力し、ILCに国民周知のために活動していきたいと考えているのです。

「政府はILC誘致の決断を!」に、ご賛同下さる方は、

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