移民と国民の分裂

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『高圧経済①』三橋貴明 AJER2017.12.26

https://youtu.be/HeaDZQ8hpTg
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 トランプ大統領誕生から一年が経過しました。


 移民問題は「手遅れになる」と、何度か書いています。


 移民受入には、文化・伝統の破壊、外国人犯罪の増加、実質賃金の低迷、移民政策のトリレンマなど、様々な問題があります。


 中でも深刻なのは、「国民の分裂」によるナショナリズム(国民意識)の崩壊なのではないかと考えています。


 実際、「手遅れ」な可能性が高いアメリカでは、「移民 対 国民」ではなく、「国民 対 国民」の争いが深刻化しています。


『吹き荒れる反トランプの嵐 不法移民に怒りと恐怖  トランプ政権1年 分断の現場(上)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25966380S8A120C1000000/
 トランプ米大統領の就任から1年がたったが、米社会では反トランプの嵐がなお吹き荒れている。就任1周年となる20日にはニューヨークや首都ワシントン、ロサンゼルスなど全米各都市で反トランプデモが広がり、市民は「トランプは出て行け!」などとシュプレヒコールをあげた。トランプ氏の反移民的な政策に不法移民は「いつ強制送還されてもおかしくない」とおびえる。怒りと恐怖が米国を覆っている。 (後略)』


 1月20日。アメリカのNYでは「反トランプ」のデモが起きました。デモ参加者は、
「人種差別反対」
「恐怖でなく希望を」
 といったプラカードを掲げ、反トランプを訴えました。


 また、首都ワシントンでも反トランプ陣営数千人が集まり、ホワイトハウスまで行進。デモ参加者がトランプ支持者と衝突する場面も見られました。


 移民問題に関する態度は、まさに「価値観」の問題です。


「移民は日本国民の共同体意識を壊し、実質賃金低下の一因となり、国家をも解体に導く可能性がある」
 と、反移民の言説を唱えたとして、それに対し、
「人種差別反対!」
 と、反論する人は、まず自らの意見を変えることはないでしょう。


 さらに、安い労働力を求める経済界も、移民受入に賛成します。

 実際、アメリカでは農業や建設業などでは、すでに「格安な労働力」である不法移民が欠かせない状況に至っています。


 本来は、人手不足は生産性向上のための投資で解消するべきです。ところが、「格安な労働力」である移民が流入してくると、生産性向上のための投資は起きず、実質賃金は低迷し、国民の貧困化が続くわけですが、それでも、
「人種差別反対!」
 のレトリックによる移民擁護の勢力が消えることはなく、国民が分裂


 共同体としての国家が破壊され、代わりに登場するシステムは、もちろん「市場原理」に基づくグローバリズムというわけです。


 例えば、日本はすでに在日韓国人・朝鮮人という「移民問題」を抱えています(帰化は着実に進んではいますが)。在日問題について厳しい見方をする人も、擁護する人も、同じ「日本国民」なのです。


 在日問題をめぐり、真っ二つに分かれてしまった国民が、日本国の様々な問題を解決するために協力し合う光景は、現時点では想像ができません


 国民が移民問題をめぐり、衝突し合う反対側で、グローバリズム的な「改革」が次々に進み、国家が解体されていく

 実は、この状況を解消する方法が、一つだけあります。それは「戦争」です。



 日本が侵略を受け、戦争状態に至った場合、国民の分断は解消方向に向かう可能性が高いです(解消する、と断言はできませんが)。


 いずれにせよ、日本が戦争に突入することは、それは移民問題をめぐり国民が分裂すると同様に「不幸」です。


 結局、国民の統合を維持し、経世済民を実現するためには、
「移民を受け入れてはならない」
 という結論に至らざるを得ないのです。

「日本はこれ以上移民を受け入れてはならない」に、ご賛同下さる方は、

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