三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba

三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba


テーマ:

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから 

三橋貴明のツイッター はこちら
人気ブログランキング に参加しています。

新世紀のビッグブラザーへ blog

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『失業率と実質賃金(後編)①』三橋貴明 AJER2017.9.26
https://youtu.be/a-seRvhJg5s
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆>

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 タイトルの「世界各国は財政政策で富の再配分を」が何かといえば、何とIMF(国際通貨銀行)が示した見解なのでございます

 IMFといえば、ワシントンコンセンサスに基づき、各国に新自由主義、グローバリズムのトリニティ(緊縮財政、自由貿易、規制緩和)を押し付けて回った、第二次グローバリズムにおける「東インド会社」の役割を担った存在だったのですが、変われば変わるもんです。


世界各国は財政政策で富の再配分を、国内の所得格差縮小へ=IMF
https://jp.reuters.com/article/imf-g20-inequality-idJPKBN1CH0IG
 国際通貨基金(IMF)は11日に公表した報告書「財政モニター」で、世界各国で国内の所得格差が問題となる中、政府は税制や所得移転を通じた富の再配分を真剣に検討すべきだとの見解を示した。
 中国やインドなどの経済発展により、諸国間の格差はここ数十年で縮小したが、米国や中国などの大国を中心に、国内の貧富の差は急速に拡大している。
 IMFは、格差があまりに拡大すれば経済成長が抑制されるほか、政治の二極化も招くと警告した。
 その上で「累進課税や所得移転は効果的な財政再配分の主要な要素だ」との見方を示し、「税制理論では、最高所得者層の税率を現行より大幅に引き上げることが最適であることが示されている」とした。
 また、経済協力開発機構(OECD)における所得税の最高税率は2015年時点で平均35%と、1981年の62%から低下したと指摘した。 』


                               


 タイミングよく、別のお仕事で所得税、法人税、消費税の対前年比をグラフ化したものがありますので、ご紹介。


【所得税、法人税、消費税の対前年比%】

http://mtdata.jp/data_57.html#zei


 消費税は特徴ある税金で、消費税率を上げた年と翌年、対前年比で税収が増加し、下落するという動きを見せるのですが、それ以外はほぼ一定です。


 恐ろしいことに、リーマンショックの際に所得税や法人税は大きく落ち込んだにも関わらず、消費税は相変わらず横ばいを維持していました


 リーマンショックの際には、失業者や赤字企業が激増しました。それにも関わらず、消費税が一定。消費税が、
「敗者からも容赦なく徴収する税金
 であることが露骨に理解できるでしょう。


 すなわち、逆累進課税です


 総選挙において、自民党は教育支出を増やし、全世代型の社会保障云々を叫んでいます。ところが、その財源が「消費税」なわけですから、あきれ返るしかありません


 そもそも、教育とは「投資」です。教育支出に対する生産性向上効果は「将来」得られるわけですから、当然「国債」を財源とするべきなのです


 ところが、安倍政権は「税金」でやるという。税金でやるならば、せめてIMFの提案通り「累進課税の強化」を財源とするべきです


 スティグリッツ教授も3月の来日時に、教育支出など公共サービス拡大のために累進課税の拡大が必要と提唱しています。


無償教育拡充を、累進課税等財源に=諮問会議でスティグリッツ教授
http://jp.reuters.com/article/stiglitz-education-tax-idJPKBN16L0WD?rpc=190
 政府の経済財政諮問会議が14日開催され、米国コロンビア大学のジョセフ・E・スティグリッツ教授(ノーベル経済学賞受賞)が日本の課題などについて持論を語った。 (中略)
 また、政府にはこうした必要事業を実施するため更なる歳入が必要だとして、税制における平等にも触れ、累進課税の拡大や、社会保険の必要性を提唱した。
 マクロ政策については、日本政府の政府債務に多くの人が懸念を抱いているとしながらも、金利上昇時に政府債務を低下させるために消費税を上げることは逆効果だと述べた。その上で、炭素税の導入を一案として挙げたほか、日銀保有の政府債務を無効とする、債務を永久債あるいは長期債に組み替えることを提唱した。』


 ついでに、スティグリッツ教授は、
日銀保有の政府債務を無効とする、債務を永久債あるいは長期債に組み替える
 と、青木泰樹先生の「長期の無利子国債(ゼロクーポン債)」(わたくしの言う無期限無利子国債)と同じ提案をしています。


 ちなみに、日銀保有の国債を永久債とし、無利子でなかったとしても、話は同じです。日本政府、日銀は親会社、子会社の関係なので、政府が日銀に支払った金利は、国庫納付金として戻ってきます。


 いちいち、金利を払って戻すなんて面倒なので、無利子国債にしてしまえばいいわけですが。しかも、無期限無利子国債なら現金紙幣と同じなので、さすがに「借金!」扱いは無理になります。要は、国の借金プロパガンダを叩き潰すためにも、無利子が理想なのです。


 それはともかく、教育支出を拡大したいならば、財源はまずは教育国債。そうでないならば、せめて累進課税の強化


 所得に対する累進課税を強化したくないならば、せめてせめて資本収益(配当金やキャピタルゲイン)に対する累進性を強化し、財源に充てるべきなのです。


 それが、消費税・・・・。


 逆累進性が高く、ビルトインスタビライザーの機能もなく、弱者に厳しい消費税。


「いい加減にしろ!」
 と、国民は叫ばなければならない局面だと思います。間違いなく。

「いい加減にしろ!」と、思われた方は、

↓このリンクをクリックを!

新世紀のビッグブラザーへ blog

◆本ブログへのリンクは以下のバナーをお使いください。
新世紀のビッグブラザーへ blog
◆関連ブログ
日本経済復活の会のホームページは↓こちらです。
 
◆三橋貴明関連情報
新世紀のビッグブラザーへ ホームページ はこちらです。
メルマガ「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」
は↓こちらです。

いいね!した人  |  コメント(39)  |  リブログ(12)

三橋貴明さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba芸能人・有名人ブログ

芸能ブログニュース

    ブログをはじめる

    たくさんの芸能人・有名人が
    書いているAmebaブログを
    無料で簡単にはじめることができます。

    公式トップブロガーへ応募

    多くの方にご紹介したいブログを
    執筆する方を「公式トップブロガー」
    として認定しております。

    芸能人・有名人ブログを開設

    Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
    ご希望される著名人の方/事務所様を
    随時募集しております。

    Ameba芸能人・有名人ブログ 健全運営のための取り組み
    芸能ブログニュース