想定の範囲外

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チャンネルAJER更新しました!

『「原発ゼロ」の真実①』三橋貴明 AJER2014.7.15(3)

http://youtu.be/txi8clj3I_8

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 三橋経済塾塾生の皆様、昨日はお疲れ様でした。懇親会参加率100%という記録は、しばらくは破られることがないでしょう。(スイカ美味しかったです!ありがとうございました)


 世間的には三連休なのでございましょうが、わたくしは本日もチャンネル桜の収録のお仕事でございます。テーマは「介護サービス」。
http://www.ch-sakura.jp/hodo.html


 話は変わりますが、介護サービスの取材先に向かうため、虎の門ヒルズ方面から国道一号線に入ろうとしたところ、なぜか強制的にトンネルに入らされ(長~いトンネル)、新橋の東にまでワープさせられてしまいました
「あ...ありのまま 今 起こった事を話すぜ!」
 と、ほとんどポルナレフ状態でしたよ、いや、本当に。皆さんもお気をつけ下さいませ。


 さて、昨年の10月2日のブログで、今年の4月以降に「国民経済の崖が来る」と書きましたが、残念ながら予想が当たりつつあるようです。(この手の予想は当たって欲しくないのですが)
 五月の毎月勤労統計調査の確報値が出ました。予想通り、下方修正でした。


5月基本給、下方修正し横ばいに 厚労省の毎月勤労統計
http://www.47news.jp/CN/201407/CN2014071801001458.html
 厚生労働省は18日、5月の毎月勤労統計調査(従業員5人以上の事業所)の確報を発表し、基本給などの所定内給与が1人当たり前年同月比0・2%増としていた速報段階の数値を下方修正し、増減なしの横ばいだったと発表した。金額は24万1375円。
 所定内給与の前年同月比は下落傾向が続き、5月の速報段階では2年2カ月ぶりに増加したと発表していた。(後略)』


 所定内給与が増えていないということは、大手のベア以上に他の企業の給与が下がってしまったということになりますでしょうか。もちろん、所定内給与が横ばいとはいえ、物価の方は上昇していますので、実質賃金はいずれにせよマイナスです。


 記事にはありませんが、5月の実質賃金も下方修正され、マイナス3.8%でした。4月の確報値がマイナス3.6%だったため、実質消費同様に、
「4月よりも5月が悪い」
 状況になっていることになります。


 不吉な指標は6月分も続いており、全国百貨店売上高が前年同月比4.6%減と3カ月連続のマイナス。5月が4.2%減だったため、やはり減少幅が拡大。


 戸建住宅の受注も、6月は35%と大幅なマイナス。5月と比べ、10ポイント以上もマイナス幅が拡大しました。

 何度も繰り返し書きますが、政府は補正予算を組み、大々的な景気対策を打たなければならないタイミングです。何しろ、実質賃金の落ち込みがリーマンショック後に近づいているのです。


 ところが、現段階で「想定の範囲外」を認め、 補正予算を組む作業に入ると、
今回(4月)の消費税増税は失敗だった(※失敗ですが)」
 ということを認めざるを得なくなり、次の増税(今年の12月判断分)は不可能になるでしょう。


 というわけで、現在の日本政府は、
将来の増税により国民を苦しめるために、現在、国民の痛みを放置している
 という話になってしまうわけです。日本国民は、別に被虐趣味があるわけではないと思うのですが・・・。


 前回(97年)の増税時とは異なり、現在の日本国民は所得に余裕がなく(実質賃金が下がっているため)、貯蓄率も落ちています。消費税増税の「反動減の反動増」は、少なくとも97年時よりは起きにくい環境にあるわけです。


 6月までの状況が「常態化」した場合、つまりは7-9月の数値も悪かった場合、本来は「次の増税」はできません。とはいえ、昨年のことを考えると、「それでも」増税を政権が決断してしまうかも知れないわけです。


 その場合、来年の4月以降は「14年4月増税分の消費税の支払い(消費税は決算後にまとめて払うのです)」に再増税の悪影響が加わり、現在以上に悲惨な状況になることでしょう。


 というわけで、とにもかくにも安倍政権や自民党の国会議員に「想定の範囲外」を認めてもらわなければなりません(そもそも「想定の範囲内」の定義が分かりませんが)。わたくしも永田町方面で頑張りますので、皆様も是非、ご地元の政治家さんに声を伝えて下さいませ。


「政府は想定の範囲外を認め、補正予算を組め」にご賛同下さる方は、
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