安全神話の崩壊

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『三つの対立(後編)③』三橋貴明 AJER2014.4.15(3)

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 まだスウェーデンにいます。東京では地震があったようでございます。お怪我をされた方がいらっしゃるようで、お見舞い申し上げます。


 さて、ウクライナ情勢が緊迫度を増してきました
 ウクライナ軍が東部の親ロシア派の拠点奪還に向けた軍事行動を再開させる中、スラビャンスクで親ロシア派がウクライナ軍ヘリコプター2機を撃墜、兵士二人が死亡。さらに、南部のオデッサでは、ウクライナはと親ロシア派が衝突し、三人死亡。負傷者15人。


 5月2日。アメリカのヘーゲル国防長官は、NATOの今後について講演し、ウクライナ情勢に関連して、
欧州では他国から侵略される恐れがなくなったとの安全神話は、ロシアの行動によって粉砕された」
 と発言。ウクライナ情勢に対応するため、加盟国に軍事費の増額を要請しました。


 上記を踏まえて、以下の記事。


米国は日本のため、命を懸けて中国と争わない・・・「利益がない」=米識者
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140430-00000291-scn-cn
 米国経済戦略研究所のクライド・プレストウィッツ所長はこのほど、英紙フィナンシャル・タイムズに文章を寄稿し、米国は尖閣諸島(中国名:釣魚島)やスカボロー礁(中国名:中沙諸島黄岩島)のために中国と戦争することはあり得ないと主張した。香港メディア・中国評論社が報じた。
 尖閣諸島をめぐる中国との対立を受け、米国による保障の言葉を求めていた日本に対し、オバマ大統領は日本訪問前と訪問中に「日米安全保障条約第5条の適用対象だ」だと明言。尖閣諸島について、米国の大統領が「日米安保条約の適用範囲内にある」と公に明言したのは、オバマ大統領が初めてとして非常に大きな注目を集めた。
 だが、プレストウィッツ所長は、「尖閣諸島のために米国人が死ぬことは、ウクライナのために死ぬことよりも筋が通らない」と述べ、日本や韓国など米国の同盟国は保障を求める一方、米国にはその見返りがないと指摘。「米国は日韓を守ることを承諾しているが、逆に日韓は米国を守ることを約束していない」と主張した。(後略)』


 日本嫌いで有名なクライド・プレストウィッツ氏ですが、上記は正論だと思います。アメリカが日本の尖閣諸島を守るために中国と戦うなど、
「ウクライナのためにロシアと戦う」
 以上に、あり得ないでしょう


 フィリピンのやスカボロー礁にしても同じです。尖閣やスカボロー礁は日本やフィリピンにとっては「死活的利益」ですが、アメリカにとっては必ずしもそうではありません


 しかも、日米安全保障条約一つとっても、アメリカには、
「自国の憲法上の規定及び手続に従つて」
 や、
「一方に対する武力攻撃が」
 といった文言としての逃げ道が用意されているわけです。


 オバマ大統領のフィリピン訪問について、
われわれの目標は中国に対抗することでも、中国を封じ込めることでもない
 と、そのものずばりのことを語っています。


 いずれにせよ、ウクライナをめぐりアメリカがロシアとの対峙を強めていくと、中国は両国の間を「スルリ」と抜ける形で、また一歩、大きく踏み出してくるでしょう。そもそも、中国の軍事力強化が加速したのは、ブッシュ政権下のアメリカがアフガニスタンやイラクで戦争を始めた頃でした。


 すなわち、今後のウクライナ情勢が深刻化し、アメリカの視線がユーラシア西部に向かえば向かうほど、中国がまたもや「スルリ」と足を踏み込んでくる可能性が高いのです。


 もちろん、未だアメリカの軍事力が最強であることに変わりはありません。とはいえ、東アジア、東南アジアのパワーバランスが次第にぐらついてきているのもまた、間違いないと思います。

 アジアにおいても、

「アメリカがいる限り、大丈夫」
 といった、安全神話は崩壊に向かっています。ならば、どうするべきなのか。日本国民一人一人が真剣に考えなければならない時代が迫りつつあると思うのです。


「国民一人一人が安全保障について考えよう」にご賛同下さる方は、

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