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NEW!『財政均衡主義の罪(後編)③』三橋貴明 AJER2013.7.23(1)

http://youtu.be/b4kuVx5fL1w

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 先日の三橋経済塾第二十七回のコンテンツが掲載されました。

https://m-keizaijuku.com/contents

【音声】三橋経済塾・第27回(第二期15回)「正しい規制緩和 間違った規制緩和」(前半)

【音声】三橋経済塾・第27回(第二期15回)「正しい規制緩和 間違った規制緩和」(後半)

【テキスト】三橋経済塾・第27回(第二期15回)「正しい規制緩和 間違った規制緩和」


 消費税増税判断に必須な「4-6月期 GDP成長率 速報値」が出されました。


4~6月期のGDP成長率速報値、年率換算で+2.6%
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00251685.html
 消費税を引き上げるかどうか、大きな判断要素の1つ、2013年4~6月期のGDP(国内総生産)の速報値が発表された。
 物価変動の影響を除いた実質で、前の期に比べて、年率換算で+2.6%と、3四半期連続のプラス成長だった。
 ここ1年近くのGDPを見てみると、2012年は、世界的な経済の減速や円高で、輸出や設備投資が伸び悩み、4~6月期と7~9月期はマイナス成長に陥った。
 その後、アベノミクスによる円安や株高などで、経済は回復基調に転じている。
 ただ、12日に発表されたGDPの成長率は、前の期を下回ったほか、民間の予想が3%台だったのに比べて、大幅に下回った結果となった。
 今回、GDPがプラス成長となった背景には、アベノミクス効果への期待感から、GDPのおよそ6割を占める個人消費が、エアコンや高額商品などの好調な売れ行きによって、0.8%のプラスになったことがある。
 また、円安や海外景気の底堅さにより、輸出は3.0%のプラスとなっている。
 一方、政府が成長戦略の柱と位置づける設備投資は、-0.1%と依然弱い動きとなっている。
 また、消費増税前の駆け込み需要が期待された住宅投資は、0.2%のマイナスになった。
 これは、住宅着工は高い伸びを示したものの、指標は、完成した住宅の数をもとにしているため、今回の数字には反映されなかったためだという。 』


 実質GDP成長率が0.6%(年率換算2.6%)。
 名目GDP成長率が0.7%(年率換算2.9%)。


 前期(1-3月期)の実質が0.9%増、年率換算で3.5%増でした。実質値の成長率は落ちました。


 その分、名目が少し伸びました。(前回は0.4%増、年率換算1.5%増)。


 問題のGDPデフレータは、以下のグラフの通りです。


【日本のGDPデフレータ、国内需要デフレータ(単位:%)】
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http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_43.html#Deflator


 GDPデフレータがようやくプラスに顔を出したため(0.1%のみですが)、名目成長率が実質成長率を上回ったわけですが、国内需要デフレータで見れば前期よりも低下。対前年比で見れば、GDPデフレータも国内需要デフレータも、共にマイナス


 我が国が、まだまだデフレ状態にあることが分かります。せめて、GDPデフレータで前年比1%プラスにならない限り、デフレ脱却の「デ」の字も使ってはならないでしょう。
 
 各需要項目は、以下の通り(全て対前期比%)。


・民間最終消費支出:実質+0.8、名目+0.6
・民間住宅:実質-0.2、名目+0.9
・民間企業設備:実質-0.1、名目+0.2
・政府最終消費支出:実質+0.8、名目+0.6
・公的固定資本形成:実質+1.8、名目+1.8
・輸出:実質+3、名目:+4.7
・輸入(控除項目):実質+1.5、輸入+2.6


 成長への寄与度を見ると、


・実質:内需+0.5、外需(純輸出)+0.2
・名目:内需+0.5、外需(純輸出)+0.3


 つまりは、アベノミクス「第一の矢」「第二の矢」により、株価が上昇し、資産効果で消費が増え、さらに政府の消費と投資(公的固定資本形成)と純輸出に牽引され、最も注目すべき「民間企業設備」は、未だ実質値でマイナスという状況です(設備投資のマイナス幅が縮小しているのは確か)。


 内閣官房参与の浜田教授は、
「実質(成長率)が3.9%とか4%という形で出てくれば、他の政策手段、特に金融政策も使えるわけだから、少し苦い薬を国民とともにのむという判断もあったかと思うが、とてもそういう状況にない
 と、消費税率の引き上げを1年程度先送りするべきと語っています。わたくしは経済政策について、必ずしも浜田教授と「全面一致」するわけではありませんが、上記の判断は正しいと思います。


 と言いますか、実質値で年率換算4%成長、GDPデフレータ+1%、名目値年率換算5%成長となると、バブル期以来の高成長ということになります。もちろん「年率換算」ではなく、「2013年」が対2012年で実質4%、名目5%成長でなければならないわけですが。


 ちなみに、年の経済成長率が4%を上回っていたのは、1990年がラストです。その後、最も経済成長率が高かったのは、実はリーマンショックの落ち込みからの回復があった2010年です。それにしても、実質値で4%はいきませんでしたし、名目値はもちろん実質値以下でした(デフレでした)。
 
 というわけで、最後の頼みの綱だった経済成長率も、「消費税増税」について「現時点ではNO!」という結果に終わりました。何しろ、現時点で未だデフレです。


 安倍総理や麻生財相が昨年の総裁選挙の頃から、
デフレ脱却前の消費税増税はしない
 と繰り返していた以上、消費税は浜田教授の言う通り、「少なくとも」一年先送りという話になります。現時点で消費税を増税する理由は、何もありません。 


「現時点で消費税を増税する理由は何もない」にご賛同下さるは、

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