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チャンネルAJER更新しました!

NEW!『財政均衡主義の罪(後編)③』三橋貴明 AJER2013.7.23(1)

http://youtu.be/b4kuVx5fL1w

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三橋経済塾・東北地区特別講義のお知らせ
 開催日:2013年8月10日(土)
 会場:宮城県仙台市内(詳細はお申込み後ご連絡致します。)
 開場:13時30分 開始:14時00分
 講義テーマ:「正しい規制緩和 間違った規制緩和」。約1時間30分の講義です。今回の特別講義を受講するには、三橋経済塾への本登録もしくは仮登録が必要となります。ご登録はこちらから→ https://m-keizaijuku.com/

【東京都中央区】 赤池誠章と日本を取り戻す会

 日時:平成25年8月8日(木) 19時00分 (18時00分開場)
 場所: 日本橋サンライズビル 2階 ザ・グリーンホール 

      中央区日本橋富沢町11-12
 参加費:5,000円  ※ ドリンク・食事付
 詳しくは⇒ http://www.ch-sakura.jp/events.html

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 本日はチャンネル桜「報道ワイドウィークエンド」に出演します。(キャスターのお仕事です)
http://www.ch-sakura.jp/hodo.html


 さて、今週は夕刊フジで「断末魔の韓国経済」を連載しているのですが、特に第一回の反響が凄まじく、連載回数が一回伸びてしまいました。というわけで、本来であれば本日が最終回だったのですが、明日まで続きます。


 過去の連載分は、数日遅れでzakzakで読むことが可能です。


第一回 【断末魔の韓国経済】韓国経済、断末魔の局面に 不動産バブル崩壊が家計を直撃
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130730/frn1307300742000-n1.htm
第二回 【断末魔の韓国経済】サムスンに「国民経済」が依存する韓国は大「スマホ」民国だ
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130731/frn1307310722000-n1.htm
第三回 【断末魔の韓国経済】アベノミクスと中国の失速で窮地の韓国 “経済民主化”も頓挫
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130801/frn1308010742000-n1.htm

第四回【断末魔の韓国経済】国民を犠牲にして配当金は外国人へ 韓国経済が抱える深い絶望

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130802/frn1308020744000-n1.htm


 まあ、本ブログのユーザの方であればご存じの内容ばかりだとは思うのですが、この手の記事を夕刊フジで読むような普通のオジサン(すみません、偏見です)が「知っていく」ということは重要だと思います。しかも、読者の反響が大きく、連載が一回伸びた(おかげで、わたくしが大変)というのは、何と言うか、
「時代が変わったなあ・・・・」
 と思うわけでございます。


 TPPやら、消費税やら、構造改革やらでイラつくことが多い日々ですが、まあやるだけでございますよ。


悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである。およそ成り行きに任せる人間は気分が滅入りがちなものだ(アラン・コーナー)」


 わたくしは、とにかく「できることは全てやる」つもりでやっていますので、気分が滅入る暇も、悲観主義に浸る暇もございませんですよ、はい。わたくしの講演を聞き、多くの人が明るい気分になるそうですが(毎回言われる)、わたくしは別に楽観主義でも何でもなく、「問題の視覚化と解決策の提案」をしているだけなのです。


 問題を「目に見える」形で把握で切れば、気分的に楽になります(問題が消えることはまずないのですが)。とはいえ、問題を把握するためには、まずはとにかく動いてみなくちゃね。


 さて、藤井聡先生からご投稿。


 先日、日経と読売から公共事業に関する同じ内容の記事が報じられました。本件に関する、藤井先生のご投稿。


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来年度予算、公共事業など10%削減…政府方針
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130730-OYT1T01503.htm?from=ylist

概算要求基準、公共事業費10%減継続 17日に閣議決定へ
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO44996400V10C12A8EE8000/


(藤井)上記のニュースが出ており,大変に驚いておられる方も,いらっしゃるのではないかと思います(!)。
 これでは,「国土強靱化,インフラ投資,防災減災ニューディール。。。と言ってきた話と,真逆じゃ無いか(!)」とお感じの方も多かろうと思います。
 当方も下記ニュースには大変驚いた一人でありますが,実際には。。。。


 こちらのニュースの方が,詳しく事情が掲載されています。


14年度予算:概算要求2段階査定 10%削減、消費増税別枠
http://mainichi.jp/select/news/20130801ddm001010052000c.html
 政府が8月上旬に策定する2014年度一般会計予算の概算要求基準(シーリング)の概要が31日わかった。消費増税などを前提としないで査定する「要望基礎額」と、消費増税決定などで税収増を見込めるようになった時点で査定する「要望」の二つに分けて各省庁に要求させる内容。公共事業などの裁量的経費は今年度予算比で10%削減したものを基礎額とし、基礎額の約30%を上限に要望として上乗せ要求できるようにする。来年4月予定の消費増税について、安倍晋三首相は今秋に最終判断する方針を示しており、増税が決まった際に予算を増やせる2段階方式で査定する。
 各省庁は8月末までに予算要求する予定だが、要求時点で消費増税は最終決定しておらず税収などを見通せない。このため、予算要求を2段階に分けて柔軟に対応できる仕組みにする。
 公共事業など政策によって増減する裁量的経費(今年度13・2兆円)は、10%削減したものを基礎額として要求させ、さらに基礎額の30%相当の3兆円強を上限に各省庁が予算を「要望」する。年金・医療・介護などの社会保障関係費(同28・4兆円)は少子高齢化などに伴って1兆円の自然増を見込む。』


(藤井)少々,ややこしいお話ですが,
  「公共事業などの裁量的経費は今年度予算比で10%削減したものを基礎額とし、基礎額の約30%を上限に要望として上乗せ要求できるようにする。」
 というのが,真実のように。。。思います。この記述を,先ほどの日経新聞の報道などは「早合点」して報道しておられるのかも。。。。知れません(真相はわかりかねますが 笑)


 いずれにしても,公共投資額は,最低で90%,最高額だと117%(=90%+90%×30%)になるということです。


 つまり,10%減の可能性もゼロではないでしょうが(っていうか,上記の報道のトーンをみていると,それはいくらなんでもゼロにかなり近い,という雰囲気にも読めます),
  「約2割増!!」
 の可能性もある,ということですね。


 そうであるにも関わらず,10%削減が,「さも,既定事実!」のように報道されてしまうのは,まったくもって,困ったお話であります!!(もしも,毎日の,この詳しい報道が「誤報」でなければ,という趣旨ですが 笑)(←で,もしその日経の報道が「誤り」であるなら,訂正してもらわないといけないですね!!)。
以上
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 藤井先生、ありがとうございました。


 今年度の公共事業の予算を100とすると、「基礎額」を90とする。そこから「基礎額の30%」つまり27を上限に、要望を上乗せできるようにする。
 例えば、MAXの30%を公共事業に積み上げると、117となり、公共事業は13年度比で17%増加となる(かも知れない)。


 という話であるにも関わらず、後半の「基礎額の30%積み上げ」を省略し、「10%削減」のみを報じる。結果的に、国土強靭化や公共投資拡大を望んでいた人たちを落胆させ、「諦めさせる」


 消費税の増税同様に、以前から繰り返されているプロパガンダに過ぎません。この手の「情報操作」が頻繁に行われているのが、現実の日本なのです、。


 上記の読売と日経の10%減のニュースを見て、多くの関係者が意気消沈したことでしょう。そして、彼らは後に報道が訂正されても、
削減されなかっただけ、良かった・・・・・
 と喜んでしまうという、意味不明な状況になります。まさに「報道の暴力」でございますね。


 報道の暴力といえば、麻生財務大臣がまたもや「言葉狩り」に会っております。皆様、声を上げて下さい。メッセージを政治家に届けて下さい。マスコミに抗議してください。
 報道の暴力に対しては、「沈黙する」という対応が一番まずいのです。


「報道の暴力に対して沈黙してはならない!」にご賛同下さる方は、

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