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『TPPの真実(前編)①』三橋貴明 AJER2013.3.12(1)

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 自由社「希臘から来たソフィア 」、おかげさまで大増刷が決定いたしました。「コレキヨの恋文 」の続編です。ぜひ、ご一読を。


 チャンネル桜の報道ワイドウィークエンドに出演いたしました。


【アベノミクス】意外に適任?黒田東彦新総裁の評価すべき点[桜H25/3/22]
http://youtu.be/kgUNF4no4C0
【明るい経済教室】所得解説シリーズアゲイン03[桜H25/3/22]
http://youtu.be/kmyhQ444u1w


 さて、文化放送の「夕やけ寺ちゃん活動中」の出演は、昨日が最後です。と言いますか、番組が朝の時間帯に移ってしまうのです。
 というわけで、4月以降は毎週水曜日に文化放送「おはよう寺ちゃん」にレギュラー出演します。頑張って早起きです。


 チャンネル桜でも取りあげている黒田日銀新体制のことは昨日書きましたので、本日は「財務省」について。


日銀の物価目標、達成にはかなりの時間必要=麻生財務相
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPT9N0C004D20130322
 麻生太郎財務相は22日閣議後の会見で、日銀の2%物価安定目標の達成には「かなりの時間が必要」との認識を示した。達成には、財政出動や成長戦略などすべてが動かなければ物価上昇につながらないとし、簡単にはいかない、と述べた。
 その上で、達成できなかった場合の責任論について、「日銀に責任を押し付ける発想は間違いだ」と指摘。「デフレ不況からの脱却が最終目的だ」と語った。
 同相は21日午後の参議院財政金融委員会で2%の物価安定目標を2年で達成するのは簡単ではない、と指摘。「デフレからインフレに戻していきなりそこまでいくのは簡単な話ではないと思っていた。2年で簡単にいくかなと正直思わないではない」と述べていた。』


 藤井聡先生のメルマガなどを読んでいる方は察していると思いますが、どうも財務省は公共事業について、継続的な拡大を防ぎたい意向があるように見えます。補正予算はともかく、本予算では公共事業費は全く伸びていません。


 無論、後からもう一度補正予算を通せばいいという話ではありますが、国土強靭化が喫緊の課題となっている今、迂遠なことです。


 なぜ、財務省は公共事業が嫌いなのか。色々と理由がありますが(陳情を整理するのが面倒くさいとか)、新古典派経済学的に言えば、
政府の財政は均衡しなければならない」 
 ためです。ちなみに、日本の財政法も「政府の財政は均衡しなければならない」というポリシーになっていまして、建設国債はともかく、税収の不足を埋める赤字国債(特例国債)は発行できません。というわけで、赤字国債を発行するたびに特例公債法を通さねばならず、ねじれ国会下で紛糾し続けてきたわけです。


 財務省の官僚は東大法学部出身者が多く、かつ財政法が均衡財政を要求しており、さらに「主流派経済学」である新古典派経済学が均衡財政を由としているわけです。財務官僚たちが本気で、
「財政とは『常に』均衡すべし」
 と考えていたとしても、不思議でも何でもありません。


 『常に』とわざわざ書いているのは、もちろん実際にはインフレ期とデフレ期で話がまるで変わってくるためです。インフレ期には財政均衡というか「財政黒字拡大」を目指すべきですが、デフレ期は政府が財政赤字を拡大しなければ、永遠にデフレ・スパイラルから抜けられません。


 ところで、新古典派経済学が均衡財政を重んじるのは、以下の理屈によります。


「政治家とは、頭が悪く我儘な有権者から選ばれた連中だ。あいつらに任せておくと、ムダな公共事業や社会保障にカネを使いまくり、財政をひたすら悪化させ、財政破綻やインフレ率急騰を招いてしまう。よって、財政とは均衡すべし。均衡すべしと言っても、政治家どもは均衡させないだろうから、いっそ『財政均衡』を憲法に書け」


 というわけで、新古典派経済学的な設計主義が大好きなドイツは、本当に均衡財政を憲法に書いています。


 もちろん、政治家が有権者からの要求にひたすら従い、公共事業や社会保障におカネを使いまくれば、国債金利やインフレ率が上昇していくでしょう。特に、貿易赤字、経常収支赤字の国は、国内が過小貯蓄状態であるため、外国から外貨建てのカネを借り、国内の有権者の「欲望」を満たすために「バラマキ」をせざるを得ません。結果的に、国債のデフォルトの確率が高まります。


 まさに、上記の流れで財政危機に突っ込んでいったのが、ギリシャなのでございます。
 以前のギリシャのように国内の供給能力が足りず、高インフレ、貿易赤字が常態化している国が、均衡財政を目指すのは分かります(注:今のギリシャは需要収縮でデフレ化しつつあるため、財政均衡を目指してはいけません)。そのときは、経済学者の皆様も財務省の官僚も、
「プライマリーバランスの黒字化だ!」
「均衡財政を達成するぞ!」
 とか叫んでいればいいわけです。
 
 でも、デフレ期はどうなのですか?


 という話なのでございます。


 日本の財務官僚はエリート中のエリートですが、新古典派経済学は実に「エリート向き」の思想なのです。
「愚かな愚民どもに政治を任せず、我々が設計したルールに基づき政策を実行に移せば、経済は成長していく」
 という、実に前衛的な匂いで満ち溢れています。。新古典派経済学に感化された我が国の構造改革主義者たちが、やたら「ルール」を「抜本的に」変えようとするのは、上記の前衛的な思想があるためなのです。
 
 とはいえ、彼らはあまり頭が良くなく、インフレで景気が良い時はともかく、デフレ不況に陥っている国でも「物価を抑制する」ルールを押し付けようとしてくるわけです(均衡財政の憲法化、公共事業のマイナスシーリングなど)。デフレ不況に苦しむ国に必要な政策は、ルールではなく「実践主義」あるいは「現場主義」でなければなりません。


 残念ながら、我が国の政府の支出の番人たる財務官僚は、エリート主義的な新古典派経済学に染まっている方が少なくないようです(多分、ですが)。


 というわけで、新古典派的な発想をする財務官僚を束ねる財務大臣の役割は極めて重要なのです。現在の日本は、冗談でも何でもなく「この人でなければならない」と断言できる方が、財務大臣の地位に就いていらっしゃいます。


 とはいえ、麻生大臣がどれほど優秀で経済に精通していらっしゃったとしても、国民の支持がなければ、世の中を真っ当な方向に動かすことはできません。そんなことは、2009年8月の総選挙を経験した日本国民であれば、誰でも理解できるでしょう。


 今後は、財務官僚や構造改革主義者、及び彼らと結びついたマスコミが、自民党の国土強靭化に向けた公共投資拡大路線を否定しようとしてくるでしょう。国土強靭化路線の骨抜き化です。


「そうではない。国民はより安全、安心に暮らすために、日本国土の強靭化を望んでいる」
 という声を出し続ける必要があるのです。わたくしたち国民が、自分たちの生活をより安全、安心なものにするために


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