レジリエンス

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『安倍政権発足2ヶ月を迎えて(後編)①』三橋貴明 AJER2013.2.19(1)

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 自由社「希臘から来たソフィア 」、おかげさまで大増刷が決定いたしました。今回はAmazon在庫が多かった(ポスタープレゼントのキャンペーンがあるため)ため、地方の書店などでは初版分が納品されず、ご迷惑をおかけいたしました。3月20日くらいには、増刷分が地方を含めた各店舗に行き渡ることになると思います。 


 潮出版社「防災立国--命を守る国づくり 」が増刷になりました。第二刷です。


 さて、今月中に発売になる徳間書店「アベノミクスで超大国日本が復活する!」では、国土強靭化担当大臣の古屋圭司先生へのインタビューが巻末に掲載されています。その中で、大臣が、
レジリエンス。レジリエンスですよ
 と繰り返すシーンがあります。


 レジリエンスとは、東日本大震災後に京都大学の藤井聡先生(現、内閣官房参与)が打ち出された概念で、「強靭さ」「しなやかさ」を持つ日本国家を作ろうという意味になります。


 日本は、こればかりは「宿命的」に自然災害大国です。有史以来、いや、有史以前から、我が国は度重なる大震災、台風被害、水害、土砂災害、豪雪といった自然災害に襲われ、復旧、復興を遂げることを繰り返してきました。海という天然の防壁に守られていたため、我が国は「外敵」に襲われることは極端に少なかったわけですが、代わりに先人は自然災害という猛威との戦いを続けることを余儀なくされたのです。


 この種のリスクに対応することで、我が国は独特の文化、伝統、技術、ノウハウを蓄積し、世界屈指の「供給能力の蓄積」を実現したのです。(結果的に、日本は経済がデフレに陥りやすい体質を持っています)


 東日本大震災が発生し、南海トラフ巨大地震、首都直下型地震が近い将来発生する確率は高まりました。過去の例を見る限り、東日本の大震災と首都直下型地震、西日本の大地震の十年以内の連動性はゾッとするほど高いのです。首都直下型地震は四回中四回、西日本大地震は四回中三回連動しています。


 大震災に限らず、今後、我が国を襲う大規模自然災害から、いかに「しなやかに」立ち直るか。自然災害を「発生させない」ということが技術的に不可能である以上、我が国は「大規模自然災害が発生する」という前提で、国家のありようを考える必要があるわけです。すなわち、レジリエンスの強化です。


 というわけで、国土の強靭化の必要性は高まっているわけですが、「国土強靭化担当大臣」をわざわざ設けているわけですから、安倍政権の国土強靭化に対する姿勢は「本気」です。


首相、政府主催追悼式で「強靱な国づくり」誓う
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130311-OYT1T00833.htm?from=main1
 政府主催の追悼式は、天皇、皇后両陛下をお迎えして東京都千代田区の国立劇場で行われ、岩手、宮城、福島3県の遺族代表計34人のほか、安倍首相ら三権の長、外国大使ら約1000人が出席した。
 午後2時46分、全員が黙とうをささげた後、両陛下が標柱の前に進み、黙礼。陛下は「困難に耐えている被災者の姿には、常に深く心を打たれ、この人々のことを、これからも常に見守り、この苦しみを、少しでも分かち合っていくことが大切だとの思いを新たにしています」と述べ、「被災者一人びとりの上に一日も早く安らかな日々の戻ることを共に願い、御霊みたまへの追悼の言葉といたします」と結ばれた。
 これに先立ち安倍首相は、「一日も早い被災地の復興、被災者の生活再建を成し遂げるとともに、災害に強い強靱な国づくりを進めていくことを固くお誓いいたします」とあいさつした。』


 安倍総理大臣は、天皇陛下の御前で「強靭な国づくり」を誓われました。日本国民であれば、陛下の御前で誓われるということが、どれほどの重みを持つかが理解できるはずです。
 
 さて、レジリエンスを持つ強靭な国家、国土づくりのためには、
自らの手で国土を維持、管理し、大規模自然災害から自らの手で立ち直る
 ことが必須です。ここで言う自らの手とは、「日本国の供給能力」という意味であり、「外国の手」を借りなければ自然災害から復旧、復興できないのでは、レジリエンスでも何でもありません。


 以前、建設産業の供給能力が落ちていることを受け、日本の論調が以下の三つに分かれると予想致しました。


(1) 供給能力が足りないんだから不可能、と、公共事業の拡大自体を諦める
(2) 供給能力を引き上げるために、新規参入を呼び込む規制緩和や自由貿易(TPP)を推進する
(3) 供給能力を引き上げるために、長期予算により需要をある程度確定し、既存企業の設備投資欲、人材投資欲を引き出す


 (1)は論外として、(2)により当座の供給能力を確保したとしても、これではレジリエンスでも何でもありません。


 TPPには「政府調達」「越境サービス(建設サービス含む)」などの分野が含まれていますが、我が国の建設会社を外国企業との「価格競争」に晒し、経営が悪化し、倒産寸前の企業だらけになったとき、果たしてどうするのか。新古典派経済学「かぶれ」の方々は、
「そんな、外国の企業との競争に勝てないようなゾンビ企業は、さっさと退場させろ
 と言うのでしょうが(100%言います)、各地から次々に建設企業が姿を消し、同地での建設、土木に関する供給能力が失われたとして、「レジリエンス」「強靭な国家」が実現できますか。


 TPP加盟後、我が国の建設サービスの供給能力不足を補うために、アメリカの建設企業のパワーを借りたとして、次なる大規模自然災害のときにはどうするのでしょうか。太平洋に向かい、
「アメリカさん、助けて下さいっ!」
 と叫ぶつもりなのですか。アメリカの建設企業は、もしかしたら快く日本の自然災害からの復旧を支援するために駆けつけてくれるかも知れません。とはいえ、それまでに一体何人の国民が生命を失うのことになるのでしょうか。大震災が発生した際には、「その地域」を熟知している建設企業が、「その地域」になければ意味がないのです。


 自然災害大国である日本は、建設サービスを「自らの能力」として保有し続けなければならない宿命を負っているのです。
 というわけで、現実的な選択肢は、(3)以外には有り得ません。


 強靭な国土、レジリエンスを持つ日本国家を実現するためにも、建設サービスの「自由化」、公共事業の「自由化」を含むTPPなどには決して加盟してはならないということです。(もちろん、他にも山ほど「TPPに加盟してはならない理由」はあるわけですが)

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