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『安倍政権発足2ヶ月を迎えて(後編)①』三橋貴明 AJER2013.2.19(1)

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 「さくらじ」に出演しました。今回のテーマは「希臘から来たソフィア 」とグローバリズム、国家、神話、血脈です。


【さくらじ#75 三橋貴明・さかき漣が語る!「希臘から来たソフィア」】
http://www.nicovideo.jp/watch/1362728272
http://youtu.be/O2qtg7eWuC0


 「希臘から来たソフィア 」は、日本国民に国家観を取り戻してほしいと願い、企画がスタートした一冊でございます。


  本日は3月11日、東日本大震災から二年が過ぎたことになります。被災地では復興が未だに本格的に始まらず、「荒野」の状況が続いています。


 東日本大震災は、日本という「国家」が左腕を骨折したようなものでした。とりもなおさず、病院で治療しなければならないはずが、
「治療費はどこから調達するんだ!(復興増税)」
「とりあえず骨折した左腕は放っておいて、全身を鍛えて競争力を高めよう(TPP)」
 などと、国家観を失った連中の声が響き渡り、肝心の骨折治療はなかなか始まろうとしません。

 ようやく「まず、復興!」を公約に掲げた政党が政権を握り、補正予算も通りましたが、二年の空白は本当に、悲しいほど大きいです。現地の復興がならず、地域の方々が離散してしまうと、過去から連綿と受け継がれてきた分野か伝統が消えてしまいます


避難者いまだ31万人、不明者捜索続く 11日に追悼式
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130311/dst13031100180002-n1.htm
 東日本大震災は11日、発生から2年となり、日本列島は祈りの日を迎えた。死者約1万6千人に上った戦後最悪の自然災害だが、いまだに約2700人の行方が分からず、捜索活動が続く。がれきの処理が半分終わり明るい兆しは見えるものの、東京電力福島第1原発事故による影響も続き、31万人以上が避難生活を余儀なくされている。』


 一部の経済産業省の新自由主義かぶれの官僚たちは、
「復興できないということは、市場が復興させる必要が無いといっているのだ。神戸(阪神淡路大震災時の)とは異なり、東北はGDPを稼げないから、復興資金を投じても元が取れない
 などと、国家観が皆無で残酷な意見を持っているようですが、わたくしとは明確に価値観が異なります。わたくしはおカネよりも、「モノ」「サービス」の供給能力、そしてそれらを生産する基盤となる文化、伝統と言った蓄積を尊びます。日銀が発行すれば済んでしまうような「おカネ」よりも、過去数千年間も蓄積されてきた文化、伝統の方が比較にならないほど大切です。


 日本国が豊かなのは、先人たちが文化、伝統、技術、ノウハウなどを連綿と蓄積し、わが国の供給能力を高めてくれたおかげです。デフレが続くと、この供給能力が毀損され、文化や伝統までもが失われてしまうため、問題なのです。さらに、現在の日本にはこの種の蓄積よりも市場競争を上位に置こうとする困った連中が跋扈しています。


 日本国民は、TPP推進派に代表される「市場」を「国家」「文化」「伝統」「蓄積」」よりも上位に置こうとする新古典派経済学「かぶれ」の連中と戦わなければならないと思います。


 さて、青山繁晴氏と須田慎一郎氏との対談「アベノミクスは富国強兵か」が掲載されている「SAPIO (サピオ) 2013年 04月号」
http://www.amazon.co.jp/dp/B00BLNUHX0/
 に、面白い話が載っています。「エコノミスト」という肩書についてです。


(「SAPIO (サピオ) 2013年 04月号 P89より)
『青山 私は経済学者でもエコノミストでもなく本来の専門分野は外交・安保・危機管理ですが、お二人はエコノミストでしょう?
須田 いや、日本でエコノミストを名乗るには、ちゃんと"資格"が必要なのですよ
青山・三橋 冗談でしょう?
須田 国家資格でもなんでもありませんが、実際にエコノミストという肩書は勝手に名乗れません。日本経済研究センターという公益社団法人の研修生になってマクロ経済学を学んだ人だけに、エコノミストを名乗ることが許される。
 官庁エコノミストも民間エコノミストもそこで研修を受けて、GDPとは何か、GDPと成長率はどう計測するのかなどの一定のルールを勉強する。それは彼らの間で”お作法”と呼ばれます。お作法を会得した人たちは「CPI=日本流コアCPI」という共通言語で話すわけです。
三橋 官庁が望んだとおりの経済学的な理解をしないとエコノミストを名乗れないということですか?
須田 そうです。過去にエコノミストを名乗っていた人が途中から肩書を変えたケースがありましたが、あれはクレームが付くから。お作法を得とくしていない人は、例えば抜け道で「国際エコノミスト」と名乗るケースは有りますが、ズバリ「エコノミスト」と名乗ることは許されない。
青山 噂には聞いていたけれど、ジョークだと思っていた。
三橋 私、エコノミストを自称してみようかな。さて、クレームは来るでしょうか(笑)。
 でも笑いごとではなくて、このままだと本当にガソリン価格の上昇だけでインフレ率2%を達成してしまう。問題はその場合、「デフレを脱却した」として堂々と消費税増税を実施できることです。もしエネルギー価格の上昇に過ぎず、デフレ脱却していないのに消費税が引き上げられたら、経済はボロボロになる。(後略)』


 というわけで、わたくしはSAPIOの対談で、わざわざ「エコノミスト」という肩書をつけているわけでございます。日本経済研究センターのクレームをお待ちしております


 上記で問題になっている「CPI=日本流コアCPI」は、以前「日本銀行の欺瞞 」というエントリーで取り上げたものです。


 日本のコアCPIはエネルギー価格を含んでおり、グローバルなコアCPI(=日本のコアコアCPI、エネルギーを除いててある)とは異なります。日本式コアCPIでインフレ率を測ると、中東で戦争が勃発し、エネルギー価格が上昇しただけでインフレ目標2%を達成する可能性があります。とはいえ、それは国内の需給バランスの回復とは違うでしょう、デフレ脱却したわけではないでしょう、という話です。


【再掲:日本のCPI、コアCPI、コアコアCPIの推移(2010年=100)】

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http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_40.html#CoreCoreCPI


 日本の「エコノミスト」たちが、例えば「インフレの定義」といった話を決してしようとしない理由がようやく分かりました。そもそもエコノミストと称するために、日本経済研究センターで一定のお作法、例えば、
「インフレ率の定義は日本式コアCPIだ」
 といったルールを叩き込まれ、それらを前提に経済分析やらをやっているわけなのです。上記の対談には載っていませんが、お作法に外れたことをすると、周囲の「エコノミスト」」から苛められるそうでございます。しかも、やはり日本経済研修センターから「苦情」がくる、と。

 "お作法"を守らない経済分析は許されない。一種の宗教というか、言論統制でございますね。


 日本には上記「エコノミスト」に代表されるように、「正しい経済分析」「正しい経済の問題認識」を妨げる「仕掛け」が複数あるのです。これらの仕掛けを見破り、政治家が正しい情報を知らなければ、正しい問題認識が出来ず、正しい解決策を打てません。


 この種の仕掛けを破るためには、国民が「知り、知らせる」しかないのです。なかなか面倒な話ではございますが、何しろ他に方法がありませんので、やるしかありません。


「エコノミストは"お作法"を守らなければ名乗れない」に唖然としてしまわれた方は、

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◆一般参加可能な講演会はこちら。

【3月28日 因島商工会議所後援会「アベノミクスでどうなる日本経済?!」】

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_41.html#0328  

【3月31日 下館青年会議所講演会「日本経済の嘘と真実!!」】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_40.html#Shimodate
【4月6日 FUNAI MEDIAセミナー「アベノミクスで激変!日本経済はどうなる!?」】
http://www.funaimedia.com/seminars/seminars_main.html?data_id=287


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